電通の調査によると、2018年Web広告の出稿額は1兆7,589億円、テレビCMの1兆7,848億円に迫りました。
Web広告が2桁成長を続け、テレビCMの出稿額が低下していることを考えると、2019年に逆転することはほぼ間違いないでしょう。
今やWeb広告は企業のプロモーションの中核を担っています。
一方、Web広告の仕組みが複雑化し、「よくわからない」「リスクがありそう」といった声も増えてきています。
そこで当シリーズでは、初めてWeb広告への投資を検討する広告主向けに、「Web広告とは何なのか?」に応えたいと思います。
主要な広告手法やメリット、デメリットに加え、必ず意識しておくべき5つの原則やWeb広告を支える仕組み、さらにWeb広告の第一歩を踏み出す方法まで紹介します。
当シリーズを読み終えたとき、Web広告の基本が分かり、すぐに第一歩を踏み出すことができます。
企業のWeb活用は業界にかかわらず急務です。ぜひそのスタートを切ってください。
第1回:主要7種類のWeb広告手法
「そもそもWeb広告にはどんな手法があるのか?」第1回はその疑問にお答えして、現在主流となっている7種類の広告手法を紹介します。それぞれできることや期待できる効果が異なるので、Web広告を検討する際は必ず知っておきましょう。
第2回:Web広告のメリット・デメリット
出稿額が急増していることからもわかる通り、Web広告には様々なメリットがあります。しかし、デメリットも理解しておく必要があります。第2回はWeb広告を出稿する5つのメリットと、必ずついて回る3つのデメリットを紹介します。
第3回:Web広告の出稿前に知っておきたい5つの原則
これは絶対に目を通しておいてください。Web広告で成果を得るには原則があります。こうした原則を無視して投資しても成果を得ることはできません。逆に、今回紹介する5つの原則を知っていれば、大失敗に終わることはありません。
第4回:適切な広告代理店の選び方
基本的にWeb広告は運用型広告といい、人の手で数字を確認し、設定を調整することで運用改善を行います。しかし、社内でそのリソース、スキルを確保できない場合もあります。そんな時に利用するのが広告代理店です。しかし、適切な広告代理店とパートナーシップを組まないと、大きなリスクになるかもしれません。
第5回:Web広告を支える4つの仕組み
そもそもWeb広告はなぜ効果的なのでしょうか? それは効果的な‘仕組み’があるからです。シリーズ第5回はWeb広告を支える4つの仕組みとして「cookie」「ターゲティング」「オークション」「自動化」を紹介します。
第6回:Web広告の第一歩を踏み出そう
これまで5回にわたってWeb広告とは何かを紹介してきました。最後は実践です。とりあえず1日だけ、1000円でWeb広告を出稿してみましょう。Web広告とは何か、それを知る最高の方法は実際に出稿して体感することです。