Googleが年に一度、マーケティング関連プロダクトに関するアップデートを発表する「Google Marketing Live」
世界で最も利用されているWeb広告プラットフォーム「Google広告」、世界で最も利用されているアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」、世界最大の動画プラットフォーム「YouTube」、世界シェアNo1の検索プラットフォーム、検索エンジン「Google」が行う発表だけに、毎年多くのWebマーケターが注目しています。
Grabでも毎年の基調講演(キーノートスピーチ)を3回に分けて発表しています。
Google Marketing LiveのキーノートスピーチからはGoogleの今後、ひいてはWebマーケティング業界の今後が見えてきます。
アドワーズが18年の歴史を経て「Google広告」へ|キーノートスピーチの発表まとめPart1
2018年の「Google Marketing Live」でもっとも印象的だったのは「Google AdWords」が「Google広告」に変わったことです。そのほか、Part1では「Google Marketing Platform」の登場やGoogle 広告の透明性・コントロール性の向上に関するトピックをまとめました。
YouTube広告に3つの新しい機能登場|キーノートスピーチの発表まとめPart2
Part2では主にYouTubeの「TrueView広告」に関する発表をまとめました。「TrueView リーチ」「TrueView アクション」という2つの新キャンペーン、「ブランドリフトの最大化」という新しい入札戦略を紹介しています。
機械学習によるWebマーケティングの未来|キーノートスピーチの発表まとめPart3
Part3では主にリスティング広告の運用に影響するトピックをまとめました。注目したいのは「レスポンシブ検索広告」と「Landing Page Speed Score」です。「スマートショッピングキャンペーン」の発表では、機械学習により広告運用が効率化する未来が感じられました。
【Google Marketing Live 2019】キーノートスピーチ発表まとめ Part1
2019年の「Google Marketing Live」はより消費者の変化に応えるものが多かった印象があります。Googleは今回のキーノートスピーチの最初に、3つの前提条件として「スマートデバイスの登場」「機械学習精度の向上」「プライバシー関心の高まり」を強調しました。
【Google Marketing Live 2019】キーノートスピーチ発表まとめ Part2
今回のテーマとして語られたのは「どのようにユーザーをとらえて広告を出すか」「どのように利便性を確保するか」「どのように責任を果たすか」の3つです。検索結果上部に「カルーセル形式」の広告が登場するなど、Googleの検索画面はテキストを表示するだけの場所ではなくなってきました。
【Google Marketing Live 2019】キーノートスピーチ発表まとめ Part3
Part3では主に既存機能の拡張に関するトピックを紹介しました。キャンペーンごとにコンバージョンアクションが選択できるようになったことで、より柔軟な運用ができるようになりました。2019年のキーノートスピーチは「これからの時代、広告に求められるのは『情報の透明性・選択・操作』である」と締めくくられました。