【SEO対策に有効】画像選び4つのポイントと3つの扱い方

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【SEO対策に有効】画像選び4つのポイントと3つの扱い方

記事コンテンツを作成する際、当たり前のように必ず設定しているのが画像です。この画像ですが、特に理由付けせず適当に選んでしまっていませんか?

実は画像選びもSEO対策に重要なものです。ここでは、SEO対策に有効な画像選びのポイントと画像の扱い方について解説していきます。画像がどのようにしてSEO対策に関係しているのかも併せてご案内していきましょう。

SEO対策のための画像選び4つのポイント

ここからは、SEO効果を得るための画像を選ぶポイントを4つ解説します。きちんとポイントを押さえることで、最適な画像を選べるようになるでしょう。

画像サイズの設定に気をつける

気になるウェブサイトを見ようとして、なかなか表示されずにイライラした経験はありませんか?せっかちな人は、読み込みの最中に他のサイトへ行ってしまうかもしれません。

なぜ表示が遅いのかというと、画像のサイズが大きすぎてウェブサイトの読み込みが遅くなるためです。このことからも、画像サイズは適切なものを選ばないと、ユーザーの離脱率に直結します。容量の大きい画像はウェブサイトのページだけでなく、サイト全体の表示速度を下げてしまうため、検索エンジンにも検索順位を下げられてしまう要因になるでしょう。

とはいっても、画質を下げたくないという人も多いはず。そのような方には、画質の良さを落とさずに容量を小さくする方法がおすすめです。今は画質を落とさずに無料で画像の縮小ができるサイトがあるため、活用すると良いでしょう。

なるべくオリジナル画像を使う

画像には著作権というものがあります。インターネット上には様々な画像がありますが、もしオリジナル以外の画像を利用する場合は、きちんと出典元を記載しなければなりません。

画像に関する著作権は非常に厳しいので、最悪の場合刑罰を対象になる場合もあります。そのため、画像はなるべくオリジナル画像を使用しましょう。一番はオリジナル画像を使うのが望ましいですが、難しい方も多いかもしれません。そんな方は、著作権フリーのフリー素材を使うのがおすすめです。

関連記事:ネットで写真を使用する際に注意すべき!写真の著作権について

コンテンツに合った画像を選ぶ

たとえばコーヒーに関するコンテンツを作成する場合、一番関連度の高い画像はコーヒーです。そのほか、ガジェット系の記事にはスマートフォンの画像を選ぶなど。基本はコンテンツに合った画像を選ぶことが大切です。

関連する画像の方が読み手もイメージしやすく、ユーザーにとって読みやすくて満足度の高いコンテンツになります。そのため、画像を選定する際は必ずコンテンツの内容に合ったものを選びましょう。

画質の良い画像を使う

せっかく関連している画像を選んでも、画質が悪すぎると映りが悪くて効果が半減してしまいます。ユーザーの利便性を高めるために挿入する画像として使用するため、画像がぼやけていれば、それだけでコンテンツ全体の印象が悪くなるでしょう。

また画像を挿入する際にHTMLの設定で不足がある場合、ウィンドウやスマホ画面から画像がはみ出て端がきれる場合もあります。こういった現象を防止するためにも、画像挿入の後は、複数のデバイスやブラウザでプレビュー画面を確認することをおすすめします。そうすることでどのような環境のユーザーにも質の良い画像のコンテンツを見てもらえます。

3つの方法を使って画像でSEO対策

画像でSEO対策を実施するための方法を3つ紹介します。

画像は使い方次第でSEO効果が期待できますので、ぜひこれから紹介する方法を活用してみてください。

画像のファイル名を設定する

画像設定をする際に、ファイル名をデフォルトのままにしていませんか?たとえば、デフォルトのままだと記号や数字が並んだだけの場合が多いでしょう。

しかしファイル名がデフォルトになっていると、検索エンジンにあるクローラーが画像の内容を認識しづらくなってしまいます。

きちんと画像のファイル名を意味のあるものにするだけでクローラーが画像の内容を理解しやすくなるため、画像のSEO対策としても非常に有効です。設定前はファイル名の変更を忘れずに行いましょう。

またファイル名は検索エンジンが内容を認識しやすいような分かりやすいものがおすすめです。最近ではファイル名のほかに『キャプション名』の設定が必要な場合もあるため、ファイル名と同様に分かりやすく、ふさわしいものに設定しましょう。

検索エンジンに対して親切ですし、自分もデータ管理の際に見やすくなるため、ファイル名の変更の一手間だけで双方にとってメリットとなります。

Alt属性を設定する

Alt属性とは、いわゆる『代替テキスト』のことです。簡単にいうと画像の情報を記載する項目のことで、このAlt属性を設定すると検索ユーザーだけでなく検索エンジンにも画像の内容を分かりやすく伝えることができます。

たとえば、女性が料理をしている様子の画像の場合、この画像に「料理をする女性」というAlt属性を設定するだけで、この画像がどんな内容で何を伝えているのか、コンテンツの内容に関連しているかどうかが分かります。

料理をする女性

ファイル名と同様に、Alt属性は記述しておくとことでSEO対策に有効ですので、今までデフォルトになっていた方はぜひ設定しましょう。

画像形式は標準にする

画像には、様々なファイル形式が存在します。中でも、主にシェア率の高いGoogle Chromeやその他のブラウザでも主にサポートされている標準形式が『JPEG』です。そのほか、標準形式として多くのブラウザでサポートされているのが、『GIF』・『PNG』。基本はこれら標準形式の画像を挿入することをおすすめします。

これら以外の形式はウェブサイトを開いた際に、きちんと画像が表示されない可能性があるためです。せっかくの優良なコンテンツでも、画像がエラーで開けないと離脱率が上がってしまうため、必ず挿入前に画像形式が標準のものかどうか確認しましょう。

画像がどうSEO対策に関係するのか

画像がSEO対策として重要であることはお分かりいただけたのではないでしょうか。しかし、一体どのように関係するのか曖昧な方も多いでしょう。

画像がSEO対策に関係するのには、主に以下の理由があります。

検索エンジンは画像もコンテンツとして認識する

検索エンジンは、テキストはもちろん、画像に対してもサイトを構成する要素だと認識しています。さらに先述したファイル名やAlt属性から画像の内容までも読み込むことができるため、いくら為になる内容のコンテンツでも誤った画像選びをすることは非常にもったいないことです。

これらを踏まえてきちんと画像選びを行うことで、ユーザーにとって分かりやすく親切なコンテンツであると認識されるでしょう。そのため、画像選びがSEO対策に直結するのです。

画像を挿入することで見やすいコンテンツになる

いくら為になる内容のコンテンツであっても、文字がただズラッと並んでいては読みにくく、せっかく訪れたユーザーが離脱してしまいます。それだけ画像は優良なコンテンツづくりに欠かせない要素です。

画像を一目見るだけで、この記事にはどんな内容が書かれているのかを簡単に予想できます。また画像は文章よりも印象に残りやすいため、コンテンツの中で一番伝えたいことが書かれている部分に、強調する目的で画像挿入することもおすすめです。

手順やレシピ、操作方法などを説明するときにも、画像は有効です。文章だけでは分かりにくい部分も、画像を載せれば簡潔で分かりやすくなるでしょう。

このように画像を挿入してコンテンツが見やすくなることで、ユーザーからも検索エンジンからも優良のサイトであると認識されます。

【SEO対策に有効】画像選び4つのポイントと3つの扱い方 まとめ

SEO対策を考えると、画像はコンテンツにとって非常に大切なものです。

・適度な画質とサイズ

・適切なファイル形式

・できればオリジナル画像を使う

・コンテンツに合った画像

これら4つを踏まえて適切な画像を選び、ファイル名やAlt属性をきちんと記述することで画像に意味を持たせることが必要です。そうすることで、検索エンジンにとってもユーザーにとっても優良なコンテンツになります。

これらを頭に入れておいて、ぜひ画像の方でもSEO対策をきちんと行いましょう。