SEOに強いWebサイト構造【トピッククラスターとピラーコンテンツ】

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SEOに強いWebサイト構造【トピッククラスターとピラーコンテンツ】 (1)

Webマーケティング担当者なら誰しもが、検索エンジンのアルゴリズムアップデートに頭を悩ませているのではないでしょうか。

検索エンジンのアルゴリズムは日進月歩で常に進化し続けており、SEO対策をしても検索結果の上位に表示させるのは至難の業です。しかし最近、人々の検索行動に変化が起こっています。それに伴って検索エンジンはコンテンツに対する解釈や、検索結果の抽出において変化しつつあります。

この記事では、検索行動の変化について詳しくみていきながら、今後のSEOの強みとなる「トピッククラスター」「ピラーページ」について解説いたします。

検索行動の変化とSEO対策の変化

検索エンジン初期と現在では検索に使用する単語の数が異なります。現在はスマートフォンの普及やGoogle Homeなどの音声認識デバイスが登場したこともあり、会話型の検索が増加しています。さらに、現在ではインターネット上に無数の情報が蓄積されています。そのため自分の知りたいことを検索しようとすると、必然的に検索ワードが長文化してしまうのです。

先述の通り、インターネット上には無数の情報が蓄積されているため、検索ユーザーは検索結果に表示されたページをひとつずつ開いて情報を見ていくよりも、記事のタイトルやスニペットから素早く答えを手に入れたいと考えています。

検索エンジンはこのような要求に対しても的確にこたえようと進化しており、最近ではゼロクリックリサーチというサイトへアクセスせずに問題を解決するユーザーも増えています。

これからも検索エンジンはユーザーの検索行動の変化とともに進化を続けていくため、サイト作りもユーザーの検索行動の変化に合わせて進化させていく必要があります。今後検索エンジンはユーザーの検索意図をくみ取って、ユーザーが知りたい情報を表示させるように変化させていくと考えられています。検索キーワードに一致するページだけでなく、検索キーワードと関連していてユーザーの検索意図とマッチしていると判断した情報が表示されるようになります。

つまり、自社でWebサイトを制作しSEO対策する際も同じ努力が必要になります。ここからは新しいSEO対策のカタチについて詳しく紹介いたします。

新しいSEO対策のカタチ

新しいSEO対策のカタチとして、すでに多くの企業で「トピッククラスター」戦略が導入されています。「トピッククラスター」について詳しく解説します。

トピッククラスター

メインのトピックである「ピラーコンテンツ」とサブトピックである「クラスターコンテンツ」をリンクでつないだ集合体のことを「トピッククラスター」と呼びます。トピッククラスターはユーザーが知りたい情報をすぐに見つけられるので、訪問者にとってもメリットがあります。

またサイトの構造をきれいに整理できるだけでなく、今まで散ってしまっていたトピックをつなげることができるので、SEO的な評価が上がるとされています。1つの記事が評価されれば、リンクでつながっている記事すべてが評価されるため、検索順位が上がりやすくなるでしょう。

ピラーコンテンツとは?

ピラーコンテンツとは、トピッククラスターのメインとなるコンテンツのことです。内容はクラスターコンテンツの内容を含む「ビッグキーワード」であることがほとんどです。

ピラーコンテンツからクラスターコンテンツへリンクを貼り、各記事でサブトピックについて詳しく解説していきます。例えば、ピラーコンテンツが「SEO対策」だったとしたら、クラスターコンテンツは「内部対策」や「メリット」などを含む記事となります。

トピッククラスターサンプル

ピラーコンテンツではサブトピックの内容すべてをカバーする必要があるため、通常の記事よりも長文になりますが、深く掘り下げる必要はありません。掘り下げて詳しく説明するのはクラスターコンテンツの役割です。ピラーコンテンツ内では、基礎的な疑問を解決するレベルの内容で問題ありません。

ピラーコンテンツの作り方

ここからはどのようにしてピラーコンテンツを作成するのか紹介します。サイト内の構造をきれいに整理できるため、SEO効果が期待できます。ぜひみなさまもピラーコンテンツを作ってみましょう。

テーマについて考える

ピラーコンテンツを作る際は検索キーワードではなく、テーマについて考えましょう。まず自社のサービスに関してペルソナが関心を寄せていること、今直面している課題について考えてみてください。そうすることでどのようなテーマにすればいいか答えが出てくるでしょう。

ここでの注意点は、ピラーコンテンツで概要を書ききれないような広いテーマを設定しないことです。ある程度の文字量は必要ですが、長文になりすぎたり事細かな説明が必要となる記事は読んでいる方が疲れてしまいます。

ピラーコンテンツでは、ユーザーの疑問を一部解決してあげて、より細かい内容についてはトピックコンテンツで詳しく書くということを忘れないようにしましょう。

リサーチする

ピラーコンテンツを作るためには、検索ユーザーがどのような意図でどんなキーワードを入力しているのか調査が必要です。様々な角度からキーワードを調査し、キーワード設定していきます。検索ボリュームを合わせて調査しておくと、ターゲットの分母がわかるのでおすすめです。

文字数を意識して執筆する

ここから記事の作成がスタートします。設定したキーワードをもとに記事を作成していきます。ユーザーが検索意図を満たすための行動ができるようにリンクを貼ることを忘れないようにしましょう。

また文字数の量も必要です。簡単な説明を意識しすぎてピラーコンテンツであるにもかかわらず2000文字程度の記事だったり、内容が薄すぎたりするのはNGです。最低でも5000文字以上の文章を意識して、目標は10000文字以上を目指しましょう。

ただ文字数が多ければいいというものでもありません。記事の質を落とさずにたくさんの言葉を使って、ユーザーの検索意図を満たすような記事を書いてください。

SEOに強いWebサイト構造【トピッククラスターとピラーコンテンツ】 まとめ

SEOに強いサイトを作るため、トピッククラスタとピラーコンテンツについて解説しました。

トピッククラスターを作る際は、ピラーコンテンツから先に考えていきましょう。そしてキーワードの選定も重要ですが、その前のテーマ選定が重要です。ユーザーに興味を持ってもらえるような記事を書いてリンクを振っていくので、テーマ選定に時間をかけるようにしましょう。

ピラーコンテンツは、ユーザーが情報を見つけやすくなるだけでなく、SEOの観点から見てもメリットがたくさんあり順位が上がりやすくなります。SEO対策の新しい方法を探していた方は、今すぐピラーコンテンツを作ってみてはいかがでしょうか。