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【店舗ビジネスの集客戦略】ぐるなびとInstagramが「アクションボタン」で連携

Instagramが「アクションボタン」の導入を発表

Instagramは2018年10月2日、日本国内で「アクションボタン」の導入を開始したと発表しました。
今回は、Instagramの「アクションボタン」の機能について、そして国内初パートナー企業となる「ぐるなび」と連携する「レストラン予約システム」について、ご紹介したいと思います。

ビジネスプロフィールで利用できる「アクションボタン」とは

Instagramアクションボタンイメージ
出展:livedoor news

ビジネスプロフィールのアカウントに設置できるリンクボタンを「アクションボタン」といいます。

これまでもビジネスプロフィールでは、ストーリーズや宣伝投稿のパフォーマンスをリアルタイムで計測できたり、営業時間や住所、電話番号など、ビジネスに必要な情報を掲載する機能が用意されていました。
しかし、ユーザーの潜在的な興味関心を受け取ることはできても、具体的なアクションにつなげる導線がないことがInstagramビジネス活用での課題でした。

そこで、2018年5月に導入された機能が「アクションボタン」です。アクションボタンでは、ビジネスプロフィール上に「予約する」や「チケット購入」といったボタンを設定できます。
Instagramと提携している企業のサービスを利用していれば、予約や購入をInstagramアプリ内で完結させることができます。アメリカでInstagramのビジネス利用が広がったきっかけでもあります。

提携企業がアメリカ拠点の企業ばかりのため、日本国内では導入されていませんでしたが、10月2日に導入が発表され、飲食ポータルサイト大手の「ぐるなび」との連携が決まりました。

ぐるなびとの連携によりInstagramアプリ内で予約完了

2018年10月2日、Instagramを運営するFacebookは、「アクションボタンの導入」と「ぐるなびとの連携」を発表しました

今後、国内の飲食店はInstagramのビジネスプロフィール上に「席を予約する」ボタンを追加できるようになります。本機能を導入することで、利用者はレストランやカフェを発見するところから、予約というアクションに至るまでを、アプリを閉じることなくInstagram上で完結することができます。

引用:Facebookニュースルーム:Instagram、ビジネスプロフィールからレストラン予約ができる「アクションボタン」を日本国内で導入開始

Instagramは流行が生まれる場として、ファッション、飲食業界で大きな影響力を持ってきました。
「インスタ映え」を意識したメニューを開発する飲食店もあるほどなので、Instagramが認知と来店のきっかけになっていることは間違いありません。
そのInstagramでダイレクトに予約を促せる機能が追加されたことは、飲食店の集客戦略に大きなインパクトを与えるでしょう。

「席を予約する」ボタンをユーザーがクリックすると、ぐるなびの予約ページが立ち上がり、そのまま予約することができます。

これまで新しいレストランやカフェを“発見する場“として活躍してきたInstagramですが、これからは”集客する場“として活用が広がるでしょう。

「席を予約する」ボタンの設定方法

アクションボタンはすでに導入されていますが、ぐるなびと連携して利用できる「席を予約する」ボタンについて、10月23日以降に利用できるようになります。
そのため、実際の設定方法は明らかではありませんが、現在のアクションボタンの設定方法とほとんど同じと思われます。

アクションボタンは次の手順で設定できます。

【アクションボタンの設定方法】
1.Instagramでビジネスプロフィールに移動
2.「プロフィールを編集」をタップ
3.「ビジネス情報」から「連絡先オプション」をタップ
4.「アクションボタンを追加」をタップ
5.追加したいアクションボタンを選択
※ここに「席を予約する」が追記されると思われます。
6.「送信」をタップ

もしもまだビジネスプロフィールを利用していない場合は、次の手順で変更することが可能です。
ビジネスプロフィールを利用すると、「メールアドレス・電話番号・住所」などの連絡先を設定したり、「Instagramインサイト」で投稿に対するアクション数などユーザーの行動を計測したり、アプリ内で広告を出稿したりといったことが可能になります。

【ビジネスプロフィールの設定方法】
1. アカウントページのハンバーガーメニューから「設定」をタップ
2. 「ビジネスプロフィールに切り替える」をタップ
3. 「次へ」をタップし「Facebookにリンク」をスキップ
※Facebookページを持っている場合は、ビジネスプロフィールとリンクさせることができます。
4.「プロフィールカテゴリを選択」から自社のビジネスにあったカテゴリを選択
5.「ビジネスプロフィールを設定」から「メールアドレス・電話番号・住所」を入力
6.「完了」をタップ

Instagramのビジネスプロフィールは、Facebookページ同様無料で利用できます。今後、提携サービスが増えるにつれ、利用機会も多くなってくるでしょうから、この機会に設定しておきましょう。

まとめ:ぐるなびとInstagramが変える店舗集客の未来

ぐるなびは食べログと並ぶ、飲食媒体の大手です。そして、Instagramはいま最も成長しているSNSです。

従来の飲食店集客は、媒体の有料掲載枠に掲載し、媒体から予約してもらうことが中心でした。
しかし、以前の「Googleマイビジネスの活用方法」でも紹介したように、飲食店の集客方法は大きく変わっています。

これからは媒体に頼るだけでなく、店舗自らが積極的にGoogleマイビジネスやInstagramアカウントを運用し、積極的に運用していくことが重要になるでしょう。

株式会社ぐるなびの代表 久保征一郎氏は、「レストラン予約システム」の導入について、次のようにコメントしています。

Instagramの影響力は、我々はもちろん飲食店も重要視しており、ぐるなびとしてこの状況をいかに有効活用して飲食店の力になるかということを以前から考えていました。レストラン予約機能によって、おいしい料理を食べたいユーザーと、自慢の料理を食べてほしい飲食店をつなぐ役割をぐるなびが担うことができることも非常に嬉しく思っています。

引用:Facebookニュースルーム:Instagram、ビジネスプロフィールからレストラン予約ができる「アクションボタン」を日本国内で導入開始

ぐるなびは今後、Instagramとの連携だけでなく、ユーザーの利便性を高めるための様々な施策を打ち出していくようです。
また、ぐるなびが連携したことをきっかけに食べログやホットペッパーなど他の媒体もInstagramパートナーとして予約機能を用意していくかもしれません。

店舗型ビジネスに携わるなら、見逃せないニュースなので、アンテナを張っておきましょう。