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「来年新しくECサイトを始めるからマーケティングも兼任してね」
「前任者が退職することになったからWeb広告まわりの担当宜しく」
そんな上司からの言葉をきっかけに、畑違いの部門から突然広告・マーケ界隈に飛び込むことになった。そんな経験がある社会人の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
かく言う筆者もその一人。
以前勤めていた某外国語スクールで、カスタマーサポートから突然広告担当となった経験があります。幸いもともと関心があったので前向きに業務に取り組めましたが、知識はほぼゼロ。
「CPA?CVR?KPI?この人達は何語を話しているんだ?」
広告代理店の話を聞きながら、浮かべたクエッションマークは数知れず。
Web広告・マーケティング1年生の方に、まずは何からはじめればいいのか?
筆者が「もっと早く知っていれば・・・!」と思った3つのことをご紹介します。
Googleで出来ることを調べよう!
Googleが提供中のサービスは2019年11月現在、約60種類以上あります。
おなじみの「検索」や「マップ」から、最近は「Play music」のようなサブスクリプションまで、生活を便利にするサービスがたくさんあります。
それはマーケティングの分野でも同じです。
- Webページの訪問者がどこから来たのか、どのくらい滞在したのか等を解析できる
【Google Analytics】 - 検索・ディスプレイ・動画など、目的にあわせた広告が出稿できる
【Google広告】(旧:Google Adwords) - どんなキーワードで検索をされているか、どんなサイトからリンクされているか確認できる
【Search Console】
ざっとあげるだけでもこれだけのサービスがあります。
【Google広告】は”リスティング(検索連動型)広告”から、Googleが提携している200万以上のWebサイトで広告を表示できる”ディスプレイネットワーク”、幅広い年代に人気の動画サイト”Youtube広告”の配信管理ができます。
インターネットユーザーの9割にリーチできると言われているGoogle広告は、Web広告を担当する上でまず知らなければいけないプラットフォームと言えるでしょう。
【Google広告を知る上で役立つ記事】
専門用語を覚えよう!
冒頭でも少し触れましたが”CPA”や”CVR”といった用語はWebマーケティング界隈で山のように飛び交っています。
部外者から見るとちんぷんかんぷんですが、いわばその業界での「共通言語」。
覚えておいた方が取引先とのコミュニケーションが楽になります。
※用語例
- 【KPI】・・・Key Performance Indicatorの略で「重要業績評価指標」のこと。自社サイトで「会員数増加」を目指すのか、「一会員あたりの獲得にかかった広告費削減」を目指すのか等、何をもってそ業績を評価するかの指標を指す言葉です。
- 【CV】・・・Conversionの意味で直訳すると「変換」といった意味になります。Webマーケティングでは「最終的な成果」を意味する用語です。「商品購入」や「お問い合わせ」などWebサイトの目的によってCVの種類もさまざま。何をCVとするかはマーケティングでとても重要です。
- 【CPA】・・・Cost Per Acquisitionの略で「顧客獲得単価」のこと。上記のCVが”多いor少ない”で評価されるのに対して、CPAは”高いor安い”で評価される指標です。
すべてを覚える必要はありませんが、まずは上記をはじめとした基本的な用語だけでも覚えておきましょう!
他にもさまざまな用語があるので下記の記事を参照ください。
筆者のように知ったかぶりをして「あぁ、ASPね。あのお店オシャレでいいよね」など的外れなことを言って恥をかかないように、知らない言葉が打ち合わせの席で出たら素直に聞くことをお勧めします。
【マーケティング用語を知る上で役立つ記事】
頼れるパートナーを探そう!
まったくの初心者でも、気になることを調べていたり尋ねているうちに徐々に知識やスキルが増えてきます。そんな時期に陥りがちな悪循環が「なんでも自分でやろう」とすること。
何でも知っている、何でもできることは一見すると良いことですが、専門家に依頼していれば削減できた時間やコストを増大させるリスクにもつながります。
アナリスト・デザイナー・ディレクター・マーケター・アドオプス・・・etc。この業界には様々なスキルに通じた専門家がいます。
餅は餅屋。広告運用会社には、様々なビジネスに関わるマーケティングの知見があります。
行き詰まりを打破するため、あるいは継続的な顧客獲得のため頼れるパートナーを探すのに早すぎることはありません。
Web広告・マーケティングの世界を楽しもう!
最後に。
Web広告・マーケティングは自社の製品・サービスとお客様(になりうるユーザー)との最初の接点で、うまく行かないことや思ったような反響がでないことは日常茶飯事です。
その分新しい技術を導入したり、色々なシミュレーションをしたり対策をしやすい分野でもあります。変化を後ろ向きではなく前向きに楽しめるとこんなに楽しい業界はありません!
広告についてお悩みのことがあれば、プロの無料シミュレーションを進呈しています。ご希望の方はお気軽に下記よりご連絡ください!