これを見れば良質なLINEスタンプが作成できる 2/5【全5回】

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これを見れば良質なLINEスタンプが作成できる 2/5【全5回】
グラじぃ
ご無沙汰じゃの!
元気にしておったか?
みーこ
お久しぶりです!
元気にしておりました!
グラじぃ
前回は、『LINEスタンプ作る上での基本的な知識や制作の流れ』じゃったが、どうじゃった?
みーこ
LINE Creators Marketの登録が意外と簡単で、早くスタンプ作って販売したいです!
グラじぃ
おお!!
良い意気込みじゃ!
まずは、企画の構成をもう一度おさらいしておくぞ!

 

「これを見れば、良質なスタンプが作成できる」

【第1回】LINEスタンプ作る上での基本的な知識や制作の流れ

【第2回】LINEスタンプを制作する上で必要なツールやソフト

【第3回】キャラクターの制作の基礎&ラフ案作成

【第4回】LINEスタンプ制作&注意点

【第5回】LINEスタンプ完成!スタンプ登録から販売の流れ

みーこ
ふむふむ
グラじぃ
第2回のテーマは、『LINEスタンプを制作する上で必要なツールやソフト』じゃ!
これからイラストを始める方や、ソフトを買い替える方にとっては、持ってこいの記事になっておるぞ!
みーこ
私自身、イラストを描く上で何を買えばいいのか迷っていました。
グラじぃ
ソフト1つとっても色々種類があるから、自分の好みに合ったものを選ぶんじゃぞ!!
みーこ
はい!楽しみです!
グラじぃ
まずは、デジタル絵画(パソコンやタブレットで制作する)を始めるなら、無くてはならないこのツール……
『ペンタブレット&液晶タブレット』の紹介じゃ!!

ペンタブレット&液晶タブレットとは

ペンタブレット&液晶タブレットとは、ペン状のものでポインティング操作をする、タブレットの一種です。タッチペンとタッチパネルのペアになっており、ざっくり言うとタッチペンとタッチパネルを使ってPCのマウスカーソル(ポインタ)を操作するものです。
マウス操作に比べ、とても緻密な操作が可能で、パソコン上で手書きの絵や字を描く際の操作が劇的に便利になります。
またペンタブレットと液晶タブレットの大きな違いは、『パソコンの画面を見ながら操作するのがペンタブレット』、『タブレットの液晶画面を見ながら操作するのが液晶タブレット』です。

グラじぃ
アナログ(紙とペンなどで手作業で制作すること)で色塗りまで行い、スキャンしてデータ化させる場合は、このペンタブレットや液晶タブレットは必要ないのじゃが、
これからの時代は効率化も重要じゃから、ワシからするとペンタブレットや液晶タブレットの購入は必須じゃ!!
みーこ
なるほど!
でもペンタブレットと液晶タブレット、どっちが良いとかありますか?
グラじぃ
うむ。それぞれに良さがあるが故、少し悩みどころじゃ……。
特性をしっかり理解し、自分にあったものを選ぶんじゃぞ!!
では、解説じゃ!!

ペンタブレット&液晶タブレット徹底比較

グラじぃ
一見、液晶タブレットは、ペンタブレットの上位互換かに思えるのじゃが、そうではないんじゃ。
みーこ
そうなんですか!
グラじぃ
うむ!それぞれメリット、デメリットがあるのじゃ。
特性をしっかり理解し、自分に合ったものを選ぶのじゃ!
まずは、ペンタブレットからじゃ!

ペンタブレットのメリット

  • 液晶タブレットより価格が安い
  • 液晶タブレットより軽い
  • 手元が隠れない
  • 視界が広くなる

ペンタブレットのデメリット

  • 慣れるまでに時間がかかる。
グラじぃ
ペンタブの1番のメリットは、価格の安さじゃ!
初心者用のペンタブじゃったら1万円以下で購入できるぞ!
みーこ
お財布に優しいのは良いですね!
デメリットの”慣れるまで時間がかかる”というのは具体的にどういうことですか?
グラじぃ
ペンタブでイラストを描く時は、パソコンの画面を見ながら手元のペンタブでイラストを描くのじゃから、どうしてもズレが生じてしまうんじゃ。
みーこ
ズレ?
グラじぃ
そうじゃ。
モニターの大きさとペンタブの大きさが異なるため、実際にペンを動かした距離とモニターに描画される線の長さに違いが生じるのじゃ。
じゃから慣れるまでちと時間がかかるんじゃ。
みーこ
なるほど…。
グラじぃ
でも、心配は無いぞ!個人差はあるものだいたい2週間~1ヵ月でペンタブに慣れるので、大丈夫じゃ!
次は液タブのメリットデメリットじゃ!

液晶タブレットのメリット

  • 紙に描くように直感的に描け、作業効率が上がる
  • 慣れるまでの時間がほとんど必要ない
  • 線が安定する
  • ペンタブレットとして使うことも可能

液晶タブレットのデメリット

  • ペンタブレットより価格が高い
  • ペンタブレットより重い
  • ペンタブレットより目の疲れや肩こりなど、体への負担が大きい可能性がある
  • 長時間使用するとと発熱する
グラじぃ
液晶タブレットの最大のメリットは、画面に向かって直接描くことができることじゃ!
それによりペンタブレット操作時に必要だった『慣れるまでの時間』がほぼ無くなり、挫折する人が格段に減ったのじゃ!
みーこ
描きやすいというのは、最大のメリットですよね!
逆に最大のデメリットは価格ですか?
グラじぃ
うむ……価格ももちろんデメリットじゃが、長時間イラストを描く人にとっては、ちと辛いデメリットがあるんじゃ…
みーこ
なんですか?
グラじぃ
それは、”体への負担”じゃ。
みーこ
具体的には、どういうことですか?
グラじぃ
ペンタブレットの操作は基本前を向いて操作する、それに対し液晶タブレットは少し下を向いて操作しないといけないので、どうしても長時間のイラスト制作が厳しくなるんじゃ…。
この年になってイラスト制作すると、目も肩も腰も辛いんじゃ…。
みーこ
体を壊すと元も子も無いですよね。
グラじぃ
じゃからワシ的には使用の仕方で、どちらを購入するべきか、決めるのが良いと思うんじゃ!!

ペンタブレットに向いている人

  • 価格が安い為、これからデジタル描画を始めたい人
  • 長時間、イラスト制作に没頭したい人

液晶タブレットに向いている人

  • アナログ絵画のように直感的に描きたい人
  • 線画を描く機会が多い人または、描きたい人
    (ペンタブレットと違い画面のズレが少ない為、線画を綺麗に描ける)
みーこ
私自身デジタル絵画は初挑戦なので、ペンタブレットにしようかな…。
グラじぃ
うむ!それが良い!!
具体的に何が良いか、オススメのペンタブレット&液晶タブレットを紹介していこうと思うぞ!

オススメのペンタブレット&液晶タブレット

Wacom Intuos Small ベーシック

価格   :¥6,750
サイズ  :20 x 16 cm
筆圧レベル:4096
(※筆圧レベルが高いほどイラスト制作の際、微細な表現ができる)

グラじぃ
迷ったらとりあえずWacom製のものを買っておけば問題無しじゃ!!
上記は初めてデジタル絵画を始める人かつ、コストを抑えたい人にオススメじゃ!
詳細

Wacom Intuos Pro Lサイズ

価格   :¥40,926(税込)
サイズ  :43 x 28.7 cm
筆圧レベル:8192
(※筆圧レベルが高いほどイラスト制作の際、微細な表現ができる)

グラじぃ
こちらもWacom製じゃが、本格的にデジタル絵画を始めたい人にオススメする一品じゃ!!
サイズはMサイズとLサイズの2サイズ展開じゃが、Lサイズの方が細かい描写を描きやすい為、Lサイズがオススメじゃ!
詳細

XP-Pen Artist 15.6

価格   :¥37,998(税込)
サイズ  :44.3 x 28 cm
液晶サイズ:15.6インチ
筆圧レベル:8192
(※筆圧レベルが高いほどイラスト制作の際、微細な表現ができる)

グラじぃ
驚きのコストパフォーマンスを実現するXP-Pen製の液晶タブレットじゃ!
今一番選ばれているスタンダードな液晶タブレットじゃ!
詳細

Wacom Intuos Pro Lサイズ

価格   :¥397,440(税込)
サイズ  :85.4 x 50.6 cm
液晶サイズ:31.5インチ
筆圧レベル:8192
(※筆圧レベルが高いほどイラスト制作の際、微細な表現ができる)

グラじぃ
現時点最高峰の液晶タブレットじゃ!!
最大表示色10億7,374万色ともう訳の分からないことになっておるぞ!!
詳細

 

 

みーこ
たくさん種類がありますね!
私は、一番最初に紹介した”Wacom Intuos Small ベーシック”を買おうかな……。
グラじぃ
うむ!!しかし、これだけは言っておきたいのじゃが、
みーこが、少しでも”本格的にデジタルイラストに挑戦してみたい!”と考えるのであれば、2番目や3番目に紹介したペンタブレットや液晶タブレットをワシは推したい!
みーこ
なぜですか?
グラじぃ
確かに1番目に紹介した商品も良いものじゃが、初めてだからこそより良いもの買っておいたほうが、性能の違いによりデジタル絵画に対する『慣れ』への時間が少しでも減り、挫折しにくくなる!
せっかくイラストに興味を持ってくれたのに、挫折してしまうとワシも悲しい…。
みーこ
なるほど!
じゃあ、奮発して少し高いものを購入します!
グラじぃ
うむ!
描く道具が決まれば、次は描く為の専用ソフトが必要になってくる。
そのソフトについての紹介じゃ!!

ペイントソフトとは

デジタル絵画でカラーイラストやマンガを描くためには、イラストを描くことに特化したペイントソフトと呼ばれるものを使用します。
パソコンで使うペイントソフトはもちろん、スマートフォンやiPadなどのタブレット端末でも、気軽にイラスト制作を楽しめるようになりました。
また、ダウンロード販売が一般的になったため、端末さえあれば、プロ向けの製品も簡単に入手できるようになりました。

オススメのペイントソフト

グラじぃ
ペンタブレットや液晶タブレットと同じで、ペイントソフトもたくさんあるんじゃ!
特にオススメしたい商品を紹介していくぞ!!

セルシス CLIP STUDIO PAINT

価格
CLIP STUDIO PAINT PRO   ¥ 5,000(税込)
CLIP STUDIO PAINT EX    ¥23,000(税込)
体験版:30日間

・プロのクリエーターが使用しているソフト
・ペン・ブラシの種類が豊富で、自分好みにカスタマイズ可能
・EX版は漫画制作に特化した機能が充実

グラじぃ
世界最大級のイラスト投稿サイトpixivで、現在一番使用率の高いペイントソフトじゃ!!
EX版はPRO版の機能+漫画制作機能がついておるので、漫画も制作してみたい方はEX版をオススメじゃ!!
詳細

 

SYSTEMAX SAI

価格 :¥5,400(税込)
体験版:31日間

・初めて使用する人でも直感的に操作できるインターフェイス
・他のソフトに比べ線画が滑らかに描ける
・動作が軽い

グラじぃ
SAIは、線画の描きやすさと動作の軽さが最大の魅力じゃ!!
他のソフトに乗り換えても、線画だけはSAIで行う人もいるくらい線画の描きやすさは随一じゃ!!
詳細

 

Adobe Photoshop CC

価格 :¥980~/月(税込)
体験版:7日間

・写真編集ソフトの為、加工機能が優秀
・世界中のユーザーが使用している為、ブラシの拡張機能などが充実
・他ソフト(Abode製のソフトに限らず)との互換性が強い

グラじぃ
Photoshopは、写真編集ソフトの為、線画を描く時に多少の違和感はあるのじゃが、彩色や加工技術は太鼓判じゃ!!
詳細

 

 

みーこ
ソフトもたくさん種類がありますね!
グラじぃ
そうじゃろ!!
それぞれ強みが違うため、線画はSAI、彩色はPhotoshopなど組み合わせて使っている人も少なくないぞ!!
みーこ
初心者にオススメのソフトはどれですか?
グラじぃ
うーむ…。
悩みどころじゃが、初めに紹介したCLIP STUDIO PAINT PROがワシ的にはオススメしたいの!コストパフォーマンスが魅力的じゃ!!
では、まとめじゃ!!

 

次回の記事更新はLINE@でお届けします。
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まとめ

第2回目は、『LINEスタンプを制作する上で必要なツールやソフト』についてご紹介いたしました。
ペンタブレットや液晶タブレットは家電量販店などで、試し描きできる店舗もございますので、実際に操作して実感してみるのも一つの手です。

次回は、キャラクターの制作の基礎を中心に紹介していきます。
キャラクターデザインが苦手な方や、キャラクターの考え方のコツなどを紹介していきますので、気になる方は、『LINEスタンプを制作する上で必要なツールやソフト』の記事をご覧ください。