Webマーケティング・広告関係者は知っておきたい!2021年のマーケティングトレンド予想

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2021年の マーケティングトレンド予想

2020年はコロナウイルスによって、飲食店や旅行会社が事業縮小を余儀なくされたり、その他の業界もリモートワークを導入するなど働き方を変更せざるを得なかったりと、様々な変化がもたらされました。それはWebマーケティング業界においても例外ではありません。コロナによって人々の生活が変更されれば、興味関心も移り変わっていきます。実際、2020年のマーケティングトレンドは大きく変わりました。

先行き不透明な世の中「今後マーケティング業界はどうなるのか」「マーケターは何に力を入れるべきなのか」悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

本記事では2021年のマーケティングトレンドについて予想します。2020年はコロナウイルスによってマーケティング業界にも大きな変化がありましたが、2021年はどう変化するのでしょうか。

Webマーケティング・広告関係者は知っておきたいことばかりなので、ぜひご一読ください。

2020年のマーケティングについて

2021年を予想する前に2020年のマーケティングがどう変わったかおさらいしましょう。2020年は様々な変化が起こった年でした。広告業界においては、特に以下の2つの変化が大きかったように思います。

  • コロナウイルスによる自粛生活
  • Web広告配信企業が増加

それぞれどういった変化が起こったのか、詳しく解説していきます。

コロナウイルスによる自粛生活

2020年は最初から最後までコロナウイルスの話題で持ち切りだったように思います。特に4月、5月は緊急事態宣言が発令し、国民は自宅での自粛生活を余儀なくされました。結果飲食店や旅行業界が大打撃を受けたのは皆さんがご存知の通りでしょう。

ですが、インターネット上のサービスにも実は様々な影響を与えていたのです。

例えば出勤を避けてリモートワークで働く人が増えたことで、Zoomなどのビデオチャットが話題となりました。学校が休校となったときは、漫画や学習教材などを無料でWebに公開し、この機会に興味を持ってもらうよう試みる出版企業もたくさんありました。

また大人も子供も休日は自宅で過ごすようになり、暇な時間にYoutubeなどの動画コンテンツを観る人が増えました。当然、動画広告に触れる時間も増えたでしょう。外出を割けるためにUberEatsなどの宅配サービスを使う人も増えました。

このようにコロナウイルスの自粛生活によって、これまでネットを使わなかった人も使わざるを得なくなり、Web広告業界においても影響を及ぼしたと言えるでしょう。

Web広告配信企業が増加

2020年はWeb広告配信企業が増加した年でもありました。

Web広告業界は、コロナが流行する以前から「急成長している」と言われ続けています。

2019年に電通が出した「インターネット広告費はテレビメディア広告費を超え、初めて2兆円超えとなった」というリリースは、記憶に新しい人も多いのではないでしょうか。

コロナ以前から消費税増税などで消費が減少し、広告業界全体が厳しくなり、新聞、雑誌、ラジオ、テレビのマスコミ4媒体は広告費が下がっていました。そんな最中でWeb広告業界は広告費が増え続けていました。いかにWeb広告が個人の消費を促すことにおいて有用かが分かります。

電通のリリースを受け、Web広告の凄さが他業界にも伝わりました。その結果、2020年にはWeb広告を配信する業界が増えたのです。

引用URL:日本の広告費

2021年のマーケティング予想

2020年のWebマーケティング業界の動向を踏まえつつ、2021年のトレンドマーケティングを予想していきます。

2021年は特に以下の5つがトレンドになると予想します。

  • トレンド1:地方移住
  • トレンド2:体調管理
  • トレンド3:メンタル管理
  • トレンド4:プロセスエコノミー
  • トレンド5:顧客体験

1つ1つのトレンドについて詳しく解説していきましょう。

トレンド1:地方移住

コロナの影響で東京に人が密集している問題が浮き彫りになり、地方移住が今後注目を受けると予想されています。リモートワークが浸透すれば地方でも働きやすくなるでしょう。最近ですと、サテライトオフィスなどリモートワーク用の施設が地方に増えつつあります。

地方は自然が多い、家賃が安いなどのメリットがあり、移住に憧れる若者も増えています。

マーケティング業界にとっては、地方ごとにマーケティング方法を変更するといった「エリアマーケティング」の重要性が増します。たとえば、地域ごとに宣伝コピーや商品訴求ポイントを変更する必要性も出てくるでしょう。

遅かれ早かれ地方移住は流行していくので、地方ごとのマーケティング方法は今のうちに確立しておくべきです。

トレンド2:体調管理

コロナの影響で自分の体調の変化にも興味を持つ人が増加しています。最近ではiPhoneには「ヘルスアプリ」が搭載されていたり、指輪で睡眠を調べられる指輪などが販売されたりしています。また手軽にDNA検査が可能になり、遺伝子を調べて病気を予防しようとする人も増えています。

マーケティングにおいても商品やサービスが健康にどのような影響を及ぼすか、明確に示すことが重要と言えるのではないでしょうか。たとえば、食べ物類なら健康に良い商品であることを強調するなど、とマーケティングの仕方を変える必要がありそうです。

体調管理

トレンド3:メンタル管理

コロナでの自粛期間中、太陽の光に当たらなかったり運動をしなかったりした関係でメンタルに悪影響を及ぼした人も多かったようです。うつ病を発症する人も増加傾向にあり、メンタル管理の重要性が見直された一年でもありました。

ストレスを軽減させられるよう生活環境をコントロールするなど、「幸せ」をマネジメントすることが注目されています。

マーケティングにおいても、ストレスフリーな広告内容を心がけたいところです。ストレスを蓄積することによってさまざまなものに対して過敏になる人が多いため、動画広告が鬱陶しいものであると、途端にマイナスイメージを持たれる可能性があります。

トレンド4:プロセスエコノミー

昨今ストーリー性のあるビジネスが伸びてきている印象です。たとえば、お店が立派に成長するまでの過程をYoutubeに残し人気上昇させている飲食店があります。

どのようにビジネスが成長していくか、結果だけでなく過程にも興味を持つ人が増えているのです。成長する様子を見て応援したい気持ちになり、商品の購買意欲に繋がります。また応援している人たちをSNSで見かけたことで、商品に興味を持ち出す人もいるでしょう。

更に成長過程で「もっとこうしたら良いのでは」と意見を出し、自分も商品開発に参加しているという意識が生まれれば、その商品を更に好きになります。

マーケティングにおいても「プロセスエコノミー」は重視すべきでしょう。商品やサービスがどのような試行錯誤の末に誕生したか、プロセスを見せることでユーザーから注目を集めることができます。

トレンド5:顧客体験

コロナ禍によってオンラインサービスは確かに伸びてきています。たとえば、Amazonや楽天などのECサイトで本を購入する人が増えました。

ECサイトは自宅から一歩も出ることなく商品を購入でき、支払いもワンクリックで済むため便利なものであることは確かです。

しかしその一方、書店に並んだ多くの本から好きなものを探す楽しさなどは体験できないでしょう。

コロナでオンラインサービスを使うようになったユーザーが、今度はそういった「顧客体験」の楽しさを味わいたいと思うかもしれません。「顧客体験」をどのように感じさせるかは今後の鍵となるでしょう。

Webマーケティングにおいても、購入前に顧客体験させることが重視されます。製品やサービスそのものに価値があることはもちろん、製品やサービスを購入する過程にも価値があることを、マーケターは意識しないといけません。

まとめ

本記事では2021年のマーケティングトレンド予想を解説しました。コロナが流行した翌年、Webマーケティング業界がいかに変化するかお分かり頂けたでしょうか。今後の1番のトレンドはやはりリモートワークでしょう。また、コロナの影響で体調管理やメンタル管理にも注目が集まります。

加えてマーケティング担当者として忘れてはいけないのが、サービスの成長過程を見せる「プロセスエコノミー」を意識することです。マーケターに求められるのは、少し先の未来を予測して情報を集めておき、他企業よりも先手でアクションを起こすことです。

素早くトレンドを取り入れ、他企業との差別化を図りましょう。