効果が出やすい!?マンガ広告とは|数値付きの成功事例あり

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効果が出やすい!?マンガ広告とは|数値付きの成功事例あり

BtoB/BtoC問わず企業の広告やプロモーション、顧客とのコミュニケーションにおいて漫画が活用されることが増えてきました。この記事を読まれている皆様もTwitterやInstagramなどのSNSやYouTubeのトゥルービュー広告で漫画の広告を見られたこともあるのではないでしょうか。

特に新型コロナウイルス感染拡大の影響により自粛生活が余儀なくされたことによりSNSの利用率は34%増加したという調査結果があります。何故プロモーションにマンガ広告が選ばれるのか、その理由についてまとめていきます。

参照:コロナ前と比較しSNSを利用する時間が増えたのは34%

漫画広告は効果が出やすい!?

情報があふれている中で、読み飛ばされない広告クリエイティブとしてマンガが選ばれています。首都圏鉄道では痴漢のポスターにマンガが使われいるため、記憶に残っている方も多いかと思います。

ではその横にあったポスターや、他のポスターを覚えているでしょうか?自身の興味のあるコンテンツのポスターくらいしか覚えていないのではないでしょうか。このようにマンガ広告は印象的で記憶に残りやすいため、使用したいと考える企業が増加しているのです。

印象に残すクリエイティブを作るため大手ゼネコンのCMのように、有名アニメ監督を起用したいと考えている企業も多いと思います。しかしフルアニメーションCMは監督の有名無名にかかわらず、数百万、数千万円といった莫大なコストがかかります。

そんな中でマンガやマンガを使ったコマ送り動画(モーションコミック)であれば比較的安価でクオリティの高いクリエイティブを制作することが可能なことも選ばれる理由です。

以上の理由から、情報爆発時代に見られるためのコンテンツを作るために、エンタメであるマンガを使用し企業のメッセージを伝える・商品の特性を伝えるということが増えたのではないかと考えられます。

さらに新型コロナウイルス感染拡大により従来のように取材をして、写真を撮り、直接インタビューをするというようなことが簡単ではなくなりました。マンガコンテンツは、取材も含め作業を全て遠隔で行えるためコロナ禍で需要が増えていると予想できます。

マンガ広告のメリット

マンガ広告のメリットは、ストーリーを通して生まれる疑似体験、興味喚起、商品理解があります。ここからは詳しくメリットについて解説いたします。これからマンガ広告を始めようか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

疑似体験

マンガというものは、読者は登場人物の気持ちになりきって読んでしまうもの。その効果を利用して主人公や登場人物の気持ちになってもらい、マンガ広告を通して商品やサービスのメリットを疑似体験してもらえます。

たとえば化粧品の効果を伝えたいのであれば、その化粧品を使う前と使った後で主人公にどのような変化があり、どんなメリットがあったのかをストーリー仕立てで紹介することで、商品を使用しているシーンをイメージしやすくなります。

マンガ広告は購買意欲の向上に繋げられます。実写では表現しようとするとコストがかかる状況も、簡単に低コストで再現できるのも魅力のひとつです。

興味喚起

ターゲットの興味・関心が低い場合、通常のクリエイティブでは興味を引き寄せるのは難しいです。ですがマンガであれば絵で興味を引き付けて、ストーリーでさらに興味を深める効果が期待できます。

進研ゼミで使われているマンガも、興味がなかったとしてもマンガを読んでいるうちに読んでしまう内容に工夫されています。

商品理解

マンガは文字よりも情報が伝わりやすいので、流し読みであっても要点を理解してもらえます。ビジュアルで訴求できる漫画は絵を見るだけでも概要が伝わります。概要を絵で理解して、全体像がつかみやすくなるので時間がないビジネスマンに向けた広告としても人気です。

どこへ出稿するのがおすすめ?トレンドの出稿先とは

急速に増えているマンガコンテンツですがトレンドの出稿先があります。トレンドとあげられるのはSNSやYouTubeのTrueView広告です。

Twitterではプロモーション広告のエンゲージメント率にKPIを置くことも多いですが、商材によりけりとはいえ、通常10%前後でKPIを立てることが一般的です。そんな中で漫画コンテンツはエンゲージメント率が30~50%まで上がった事例もあります。

何故エンゲージメント率が上がったのかというと、漫画であれば広告色が薄くプロモーション表記があっても絵柄や、吹き出しの内容が気になったら思わずクリックして読んでしまうことが理由だと考えられます。

またフォロー&リツイートキャンペーンで増やしたフォロワーは3割ほどが離脱するということも珍しくありません。その際の離脱を防ぐために読まれやすいマンガコンテンツで、お役立ち情報やターゲット層が興味ある内容を連載にして伝えることで離脱を防ぎ、ユーザーのファン化につなげるという理由でマンガコンテンツを導入する企業もあります。

マンガ動画を使うことによって視聴完了率、クリック数が上がるだけではなく、商品の指名検索が増えるといった効果が見込まれます。BtoB企業でマンガコンテンツを使った訴求を行う場合は、メルマガに『マンガでわかる○○』といった記載するだけでメールの開封率が上がったといった事例があります。

BtoB企業でマンガを使う際は問い合わせを増やしたいのか、サービスの認知を増やしたいのか、資料請求などで軽いリードを増やしたいのかなど、目的に合った設計をすることが重要です。

問い合わせを増やしたいのであれば、実際に問い合わせをしたらどのような流れで解決してくれるのか、お客様の声をマンガ化する。

市場にない新しいサービスであればマンガでわかる○○といったようにわかりやすく伝えるコンテンツをいち早く伝えることで、良質な情報を伝えることでリーディングカンパニーとして認知されるようなマンガコンテンツを作ることが出来ます。

また資料請求をKPIとした場合、お悩み部分や、解決法を一部だけ伝えておいて気になるところで止めて、続きはメールアドレスの記載後ダウンロードにしておくと勝ちパターンの一つとして挙げられます。

マンガ広告の成功事例

採用マンガ(スカウトメールからの学生返信率が27%⇒58%)

こちらは新卒採用にマンガを使った事例です。

新卒採用サイトにてスカウトメールを送る際、通常27%だった学生からの返信率が事業内容をマンガで説明するデータを送付したところ、返信率が58%まで上がりました

この驚異的な返信率向上の要因は「マンガだから返信率が上がった」のではありません。マンガで普段は事業内容がわからず応募に結びつかなかった学生が、「マンガで事業を理解することができた」ことによって返信率が伸びたと推測されます。

マンガコンテンツは作ることを目的としては失敗してしまいます。マンガ広告をどう使うか、どう伝えるか、というプランニングが重要です。

SNSマンガ(通常のバナーとマンガバナーでCPEが1/36に改善!)

密旅プロジェクトというマンガを通じてお遍路やグルメなど四国の魅力を発信し、ファンを四国へといざなう「アニメツーリズム」プロジェクトでもマンガが使用されました。

Twitterプロモーション広告で通常の実写バナーとマンガバナーでABテストを行った事例をご紹介します。実写のバナーでは2.6%だったエンゲージメント率が、マンガを使ったバナーでは24.51%まで伸びました

こちらもマンガを使うことで多くのユーザーの目に留まったためだと考えられます。

その他にもSNSだけでなくディスプレイ広告のバナーにマンガを使うことでクリック率を上げるといった施策も有効です。

CPEとはエンゲージメント1件あたりにかかるコストのことです。

BtoBマンガ

Amazon.com, Inc.の関連会社であるアマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社(以下AWSジャパン)でもマンガを活用した学習コンテンツを連載しています。

このような専門的で難しいことでもマンガでケーススタディを伝えることでユーザーが楽しくサービスについて学ぶことが可能です。

マンガ制作でおすすめの会社

マンガ広告の制作方法はランサーズやクラウドワークスのようなクラウドソーシングを利用して自社でマンガ家をアサインして作るパターンと、マンガ広告のプロフェッショナルにお願いするパターンのふたつがあります。

ここからは注目を集めている広告マンガの制作会社の中で特にオススメの企業を紹介します。

株式会社フーモア

株式会社フーモアでは、年間400社のクライアント、総制作2,798ページのプロモーションマンガを制作しています。

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フーモアは『マンガを作ることが目的ではなくマンガで課題解決をする提案をする』企業です。

認知を増やしたい、難しいサービスを伝えたい、問い合わせを増やしたい、商品を売りたい、ニーズによってマンガ広告の作り方は様々で、ただマンガを作るだけでは目的を達することができないことも多くあります。

フーモアより抜粋

マンガ広告のノウハウがない、制作進行のリソースがない、などのお悩みがある方はマンガ広告のプロフェッショナルであるフーモアに相談してみるのもおすすめです。

効果が出やすい!?マンガ広告とは まとめ

マンガコンテンツを制作する場合は、マンガを作ることが目的ではなく「ユーザーに行動してもらいたいのか」というプランニングが重要です。

リスティング広告にマンガでわかる〇〇や、マンガで解説!といった文言を記載したり、マンガバナーを使うことでクリック率を上げるといった効果がありますが、結果望んでいないユーザーまで誘引してしまいCVRが下がってしまい、広告の費用対効果を下げてしまうといったデメリットもあります。

マンガはあくまでサブカルチャーということを意識し、健在層には通常のコンテンツ、潜在層にも訴求したい際にはマンガを使うなど目的に沿ったコンテンツを制作することが重要です。

「マンガはちょっとブランドに合わないかも…」「どのような施策が正しいのか分からない」といった悩みをお持ちのマーケティング担当者様は、一度マンガ広告の制作会社に相談してみてはいかがでしょうか。