【WordPress】問い合わせフォームおすすめプラグイン6選|Webサイトの目的を達成する

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【WordPress】問い合わせフォームおすすめプラグイン6選|Webサイトの目的を達成する

世界で最も利用されているCMS(コンテンツマネジメントシステム)「WordPress」
全世界に存在するWebサイトの34%はWordPressで制作されているといわれています。
ちなみにGrabも様々なカスタマイズは入っているものの、CMSはWordPressを利用しています。

そしてWebサイトの重要な役割は「顧客との接点を持つこと」です。そのためには良質なコンテンツを提供し、顧客を集め、コミュニケーションをとる必要があります。
顧客とコミュニケーションをとる手段としては、最近ではチャットボットを設置しているWebサイトも増えましたがやはり「フォーム」が主流です。

顧客は魅力的なコンテンツに触れ、さらに知りたい、このサービスを利用してみたいと思ったとき、フォームを通じてコミュニケーションをとることができます。

今回のテーマは世界で最も利用されているCMS「WordPress」で、簡単にフォームを設置し顧客とコミュニケーションが取れるプラグインを紹介します。
問い合わせフォームの重要性

Webサイトに問い合わせフォームを設置する重要性

Webサイトに設置するお問い合せフォームは、お客様と企業が直接つながる大切なコンテンツです。問い合わせフォームを有効活用することで、お客様と企業の距離が縮まり、企業がWebサイトに求める目的(例えば売上を上げる、解約を阻止する、新しい顧客を獲得する、など)を達成することができるようになります。

Webサイトを構築する場合、CMS(コンテンツマネジメントシステム)と呼ばれるツールを利用して効率的に記事作成や編集、管理などを行っているのが一般的です。

そのCMSの中でも比較的簡単にWebサイトやブログを構築できる「WordPress」が世界中で利用されています。すでに紹介したように世界中のWebサイトの約3割はWordPressです。あなたが見ているサイトや管理しているサイトも多くがWordPressではないでしょうか。

しかし、WordPressは非常に優秀なCMSではあるものの、標準機能として問い合わせフォームを作成、設置する機能が実装されていません。

問い合わせフォームをWebサイトやブログに実装するためには、自分で一から作るか、もしくは問い合わせフォーム専用のプラグインをインストールする必要があります。

この記事では、WordPressに問い合わせフォームを作るために必要となるプラグインやおすすめのプラグインについて紹介していきます。

問い合わせフォームプラグインとは

問い合わせフォームを一から実装するためには高いプログラミングスキルと多くの時間がかかります。また外注してWebサイト制作を外部委託している場合、対応するための外注費用も必要になるため、あまり効果的な手段ではありません。

そこで多くの企業では、問い合わせフォーム専用のプラグインをWordPressにインストールして問い合わせフォームを作成しています。

プラグインには問い合わせフォーム作成に必要な機能が実装されており、プラグインによって様々な特徴があるため、自社の目的に合ったプラグインを選択することができます。そのため、短期間でかつ効果の高い問い合わせフォームを設置するためにWordPressプラグインの利用をお勧めします。

WordPressのおすすめ問い合わせフォームプラグイン6選

WordPressで利用できる問い合わせフォームのプラグインは多数提供されており、プラグインを利用することで非常に精度の高い問い合わせフォームを設置できます。しかし海外製のものが多く、さらに種類も膨大なため、どれを選んでいいかわからないかもしれません。
ここでは、数ある問い合わせフォームの中でもおすすめしたいプラグインを厳選して紹介していますので参考にしてみてください。

(1)Jetpack Contact Form

WordPressのフォーム作成おすすめプラグインJetpack Contact Form
画像:Jetpack Contact Form

Jetpack Contact Formは、WordPressの開発元であるAutomatic社が提供するプラグインであり、固定ページや投稿ページの編集画面で問い合わせフォームを作成することができます。

テキストエリア、ラジオボタンなど問い合わせフォームに必要な項目を選択し、入力ラベルを設定するだけで設定ができることから、はじめて問い合わせフォームを設置する方でも簡単に設置ができるのが特徴です。

ただし、使いやすさには定評がある物の、問い合わせ内容の確認画面が表示されない、自動返信ができない、作成したフォームを保存できないなど機能面の欠点があるので留意しておく必要があります。

(2)Contact Form 7

WordPressのフォーム作成おすすめプラグインContact Form
画像:Contact Form 7

Contact Form 7は日本で作られたプラグインであり、柔軟性に優れていることから自由にカスタマイズすることができます。購読者限定の入力フォームや多言語対応、ユーザー向けのファイルアップロード機能など多彩です。

そのため、Webサイトに実装するためにはHTMLやCSSの知識が少し必要になりますが、Jetpack Contact Formと比べても多くの解説記事が公開されているため、不具合の解消などの解決方法も見つけやすい傾向にあります。

Contact Form 7は、お問い合せフォームを入力した後の確認画面が表示されず、そのまま送信されてしまうため注意しておく必要があります。問い合わせ者が自分の問い合わせ内容を確認する前に送信されてしまうため、必要に応じて確認画面を追加で実装できるプラグインであるContact Form 7 add confirmの実装も合わせて検討しておきましょう。

(3)MW WP Form

WordPressのフォーム作成おすすめプラグインMW WP Form
画像:MW WP Form

MW WP FormもContact Form 7と同様に国産のプラグインであり、問い合わせ内容の確認画面や自動返信メールを設定する事が可能です。

Contact Form 7と同じく多機能であり、入力内容のエラーチェック、問い合わせ完了画面のメッセージ設定、自動返信メール設定などが実装可能です。

また、有料にはなりますがCAPTCHA(画面認証)機能を実装できるプラグインやフォームのデザインを管理画面から行えるプラグインも抵抗されています。
送信情報のデータ保存やその情報の可視化にも対応しているため、どういった傾向にあるのか分析することも可能です。

(4)Visual Form Builder

WordPressのフォーム作成おすすめプラグインVisual Form Builder
画像: Visual Form Builder

Visual Form BuilderはHTMLやCSSなどのコードを書かないで数分で美しく、多機能な問い合わせフォームを簡単に作ることをコンセプトに開発されたプラグインです。

ドラッグ&ドロップで直感的に問い合わせフォームを作ることができたり、初心者からWeb技術に詳しい方の細かいカスタマイズにも対応している万能ツールです。

海外製ということもあり設定画面や説明文はすべて英語で記載されており、また海外での利用を想定して設計されていることから若干操作がしにくい点があります。英語に不自由がなく、多機能な問い合わせフォームを作りたい方におすすめしたいプラグインです。

(5)Gravity Forms

WordPressのフォーム作成おすすめプラグインGravity Forms
画像:Gravity Forms

Gravity Formsはライセンスを購入することで利用ができる有償プラグインです。

複数ページに分割して問い合わせフォームの設定(フォームの設定や問い合わせ数の上限設定など)ができるため、自社のイベントやキャンペーンに合わせて設計することができます。
また、フィールドで価格設定も行えることから、ただのリード獲得だけではなく直接購入までつなげるといったことまで対応しています。

(6)Typeform

WordPressのフォーム作成おすすめプラグインTypeform
画像:Typeform

TypeformはVIsual Form Builderと同じく、直感的に問い合わせフォームを作れるプラグインです。問い合わせフォームに必要な機能は無料で利用ができますが、機能を増やしたい場合には別途ライセンス費用を支払って利用します。

テキストからボタンの形式まで幅広くフィールドの設定や画像の挿入、質問後のページ遷移を分岐させるなど他のプラグインにはない特徴があります。
また、CSSも編集ができるため自社のカラーに合わせた問い合わせフォームを作ることもできます。

WordPressのおすすめフォーム作成プラグインまとめ

今回はWordPressでフォームを設置するおすすめプラグインを6つ紹介しました。WordPressが世界中で最も利用される一番の理由は、オープンソースで無数のプラグインが用意されており、自社の実現したい機能の多くを無料、または低価格で実現できるからです。
中でも問い合わせフォームはWebサイトの目的を果たすために非常に重要な要素で、様々なプラグインが提供されています。使いやすさや機能など、プラグインによって特徴が大きく異なるので、担当者のスキルや自社のビジネスを考慮した上で最適なプラグインを導入し、顧客との距離を縮めていきましょう。