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コミュニケーションツールとして、多くの方が利用しているLINE。コミュニケーション以外にもニュースや、ウォレット機能など便利な機能がたくさん搭載されています。
そんなLINEでは「デジタルチラシ」を配信できるようになりました。
チラシといえば、新聞の折り込みなど家のポストに投函されている「紙」が主流でしたが、LINEのデジタルチラシは「紙」を使わずにチラシを配布できるサービスです。
本記事では「LINEチラシ」について紹介いたします。「紙」からデジタルへの切り替えをお考えの方、新たなマーケティング方法を考案中の方はぜひご一読くださいませ。
「LINEチラシ」サービスとは
LINEチラシは、ユーザーが登録した地域に応じて付近にある店舗の特売情報やおすすめ商品情報を配信できるサービスです。ユーザー属性に合わせて最適化された情報を配信できるため、費用対効果が高いとされています。
またチラシを配信するには、専用のシステムにログインし、情報や画像・配信店舗情報や配信期間を設定するだけなので、今までデジタル広告に抵抗があった業種や世代の方でも簡単に配信できる仕組みになっています。
「LINEチラシ」のメリット
ユーザー属性に応じたアプローチができる
LINEの利用状況や属性、生活しているエリアなどを基にユーザーごとに最適化された情報を配信できるのが特徴です。「紙」のチラシのように「エリア」だけでのセグメントではなく、自社がターゲットとしているユーザーにのみ配信できるため、効果的なところがメリットです。
LINEのユーザー数を活かした大規模なリーチ
ユーザー数の多いLINEなら、新聞の折り込みや通常のチラシでは届けられなかった層や若者に対してのアプローチも可能です。
LINEは約8,400万人が利用しており、日本国内で利用者が最も多いSNSツールとされています。
ユーザー数が多ければ多いほど、広告をクリックしてくれる人が多いため、より高い効果を求めることができます。圧倒的なユーザー数で多くのユーザーを自社の広告に集めることができるでしょう。
LINEチラシが向いている業種
LINEチラシはその場で購入できる機能は搭載されていないため、ECサイトなどには不向きです。LINEチラシはスーパーやドラッグストア、家電量販店など普段からよく訪れるような業種が向いています。最近では、アパレルや飲食店でも活用が進んでいます。
LINEチラシの活用法
LINEチラシでは、マイエリアを設定しているユーザーに対して目玉商品や特売情報を配信できます。スーパーやドラッグストアでLINEチラシを活用する場合は、積極的に目玉商品の情報を更新し、ユーザーの購買意欲を高める方法がおすすめです。
アパレルの場合は、チラシ画面を提示すると割引されるクーポンの用意、セール期間を配信する活用方法が一般的です。飲食店では、新商品を目玉商品として紹介する方法や、アパレルと同様にチラシ画面を提示すると割引されるクーポンを用意している店舗が多いです。
業種や目的によって活用方法は異なるため、店舗でなにをしてほしいのか・何を目的として来店される方が多いのかをしっかり見極めて活用することがおすすめです。
そもそも「LINE広告」とは
「LINE広告」とは、LINEやLINEに関連するサービスの中で広告を掲載できるプラットフォームのことです。LINEの中にはさまざまなサービスがあり、ユーザー層に合わせて異なる手法で広告を配信できます。ここからはLINE広告全体について、解説いたします。
LINE広告が得意な世代
LINEはさまざまな世代が使用しているツールですが、やはり若者の使用者が多く、若者に向けた広告が得意とされています。この世代は「紙」の広告では、アプローチしづらい世代とされているため、LINEでのターゲットを絞った広告配信により、より高い効果が見込めるでしょう。
LINE広告の配信先
LINEはコミュニケーションツールとして利用されていますが、ほかにも様々な機能が搭載されています。「Smart News」はLINEのトーク画面上部に掲載されているため、多くの人の目に触れることができます。多くの人に認知を広めたいという場合は、「Smart News」への配信がおすすめです。
他にも「LINE News」や「タイムライン」というLINE内のタブをクリックすることで表示されるメニューへの配信も可能です。LINE NEWSは利用者が多いのが特徴で、タイムラインは情報拡散機能があるため、女性に向けた広告配信での利用がおすすめです。
LINE広告を運用するコツ
ターゲットに合わせたクリエイティブを意識する
LINEはさまざまな世代が利用しているツールであるため、ターゲットに合わせたクリエイティブ作成が重要となります。LINE広告では「みなし属性」によるターゲティング設定なので、ほかのSNS広告よりもプラットフォーム内でのターゲティングが苦手です。そのため、自社でターゲットを明確にし、ペルソナを作りあげてからクリエイティブを作成するのが運用のコツとなります。
PDCAをすばやく回す
LINE広告は基本的にインフィード広告。インフィード広告はよく目につくだけに他の広告形態に比べて飽きられやすい傾向があります。そのため、常にクリエイティブに対してPDCAを回し、新しいクリエイティブを作成し続けることが重要です。
日々A/Bテストを繰り返し、ユーザーに適したクリエイティブを配信し続けられる環境を整えておきましょう。
まとめ
今回は「LINEチラシ」と「LINE広告」について紹介いたしました。
LINEはまだまだ進化をし続けることが予想されるため、最新の情報を取り入れながらPDCAを回す必要があります。
自社内での運営が難しい場合は、広告代理店に依頼するのもひとつの手でしょう。広告代理店に依頼する場合はSNS広告やデジタル広告での実績があり、クリエイティブ作成まで一括して任せられる代理店がおすすめです。
LINE広告についてより詳しい事例を知りたいという方は、下記の記事をご一読くださいませ。
LINE広告の成功事例5選|高い新規獲得率・費用対効果の秘訣
こちらの記事では実際にLINE広告を出稿して成功を収めた5社について紹介しています。実際の事例を見てから広告出稿を検討したいという方にお勧めの記事です。ぜひご一読くださいませ。