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【4種類の動画広告】動画広告出稿前に知っておこう

話題の動画【4種類の動画広告】動画広告出稿前に知っておこう広告にある4つの種類

近年話題を集めて急速に広がっている動画広告。
「意外と記憶に残らない」「ユーザーは不快感を感じる」など、ネガティブな調査結果もありますが、基本的にはバナー広告よりも効果的といわれており、導入企業が増えています。

バナー広告にせよ動画広告にせよ、テキスト広告にせよ、成果を出すには手法のことを正しく理解する必要があります。バナー広告と同じイメージで動画広告を作っても成果は出ませんし、同じ戦略、同じ目的で出稿してもうまくいきません。

そこで今回は、動画広告を検討する前に知っておきたい、4つの種類を紹介します。一言に動画広告と言っても、実は4種類に分けることができ、動画広告をうまく使いこなすためには、この4種類についてきちんと理解しておくことが大事です。

動画広告出稿前に4つの種類を理解しよう

動画広告の4つの種類とは、インストリーム、インフィード、インバナー、オーバーレイの4種類のことです。
この4種類は、配信形態が違うのはもちろん、誰をターゲットとするか、何を訴求するかが異なってきます。つまり、動画広告の目的やターゲットによって、適切に使い分ける必要があります。
さらには、動画のサイズや再生時間も異なってきますので、動画広告を始める前には、まずはこの4種類のうちどの手法を使って配信するかを決めるようにしましょう。

動画広告の4つの手法①:インストリーム広告

Youtube_スキップ可能な動画広告(インストリーム広告)

動画再生枠の中で、動画の前後や途中に流れる動画広告を「インストリーム広告」という。Google広告の動画キャンペーンでは「スキップ可能な動画広告」「スキップ不可の動画広告」と呼ばれている。

インストリーム広告は、YouTubeなどの動画サイトで、動画再生枠の中で動画の前後、あるいは途中に流れる動画広告のことを言います。
YouTube広告の場合は、「スキップ可能な動画広告」「スキップ不可の動画広告」といった名称になっていますが、どちらもインストリーム広告の一種です。
同じく、YouTube広告の一種である「バンパー広告」もインストリーム広告の一種と言えますが、多くの場合、「スキップ可能な動画広告」「スキップ不可の動画広告」のみをインストリーム広告と呼び、「バンパー広告」は「バンパー広告」として区別されます。

インストリーム広告のメリットは、動画広告が再生されてすぐにスキップされた場合は広告費が発生せず、最後まで再生、あるいは一定時間以上再生されたときにだけ広告費が発生するため、費用対効果が高いことです。
また、自動再生で、動画再生の枠内で配信されるため、少なくとも冒頭部分だけは確実にユーザーに見てもらうことができ、認知獲得の効果が高いことも特徴です。
ただし、スキップ可/不可を問わず、ユーザーの動画視聴の妨げになってしまうものでもありますので、広告に興味のないユーザーには不快感を抱かせてしまうことがありえます。
動画広告を制作する際に、最初の数秒間でいかにユーザーの興味を惹くことができるかを意識して制作すると良いでしょう。

動画広告の4つの手法②:インフィード広告

Twitter広告_インフィード広告

SNSなどのフィードに表示される動画広告を「インフィード広告」という。

インフィード広告は、主にFacebookやInstagram、TwitterなどのSNSで、タイムラインの投稿の中に紛れ込むように動画広告を出稿できる配信形態です。
他のタイムラインの投稿に自然に溶け込むため、広告であるということを意識させにくいというメリットがあります。
また、タイムラインをスクロールすれば他の投稿と同じように動画広告も流れていくため、広告に興味のないユーザーに不快感を抱かせることがほとんどありません。
ただし、これらのメリットは、裏を返せばユーザーに動画を見てもらいにくいということでもあります。インストリーム広告と同じように、最初の数秒、またはサムネイル画像でユーザーの心を掴んで動画を最後まで見てもらう必要があります。
しっかりと動画を見てもらい、ユーザーの興味を惹ければ、タイムラインで拡散されてより多くのユーザーに見てもらうことができるようになりますので、冒頭でユーザーの興味を惹くことの重要性は、インストリーム広告よりも高いと言ってもいいでしょう。

動画広告の4つの手法③:インバナー広告

Yahoo!ブランドパネル_インバナー広告

インバナー広告は、バナー広告枠に掲載される動画広告。

インバナー広告は、動画広告専用の広告枠ではなく、従来のバナー広告用の広告枠に掲載される動画広告です。
代表的なものとして、Yahoo!のトップページに掲載される、ブランドパネルと呼ばれる広告枠が挙げられます。
インストリーム広告やインフィード広告は、それらが掲載されるプラットフォームであるYouTubeやFacebookを利用しているユーザーだけにしか動画広告を見せることができませんが、インバナー広告であれば、従来のバナー広告と同じように動画広告を配信することができるため、より多くのユーザーに動画広告を見せることが可能になります。
従来のバナー広告の枠で動画広告を配信するため、ユーザーが普段インターネットを使っている中で目にする広告として動画広告を配信することができ、動画広告が持つ「目立ちやすさ」が最も活きる掲載手法と言えるでしょう。
ただし、結局のところ、動画が再生されてユーザーに見てもらえなければ意味がありませんから、冒頭やサムネイル画像でユーザーの興味を惹く必要があるのは、インバナー広告でも同様です。

動画広告の4つの手法④:オーバーレイ広告

オーバーレイ広告は、ブラウザでWebサイトを見ているときに、そのWebサイトの上に覆いかぶさるようにして表示される動画広告です。
スマートフォンの場合は、全画面で動画広告が表示されることもあります。オーバーレイ広告の特徴は、画面の占有率が高く、とにかくユーザーの目に入りやすいことです。

Webサイトのページを覆うように動画が表示されるので、ユーザーに強制的に動画広告を見せることができます。
そして、オーバーレイ広告の場合は動画広告が画面に固定されるため、スクロールで飛ばされることもありません。
動画広告の配信にあたって、ユーザーに確実に見てもらいたいという場合には、このオーバーレイ広告が最も適しています。
ただ、動画広告を確実に見てもらうということは、ユーザーにとっては、興味の有る無しに関わらず、動画広告を見ることを強制されるということでもあります。
そのため、その動画広告に興味のないユーザーは、非常に強い不快感を覚える可能性があることに注意が必要です。
認知獲得という面ではオーバーレイ広告は強力な配信手法ですが、ブランドイメージを損ねるなどのリスクもあるため、配信する場合は少々慎重になった方がいいかもしれません。

近年、アプリの起動画面に全画面で表示される動画広告が注目を集めており、今後需要が増えていく可能性があります。

話題の動画広告にある4つの種類まとめ

動画広告の配信手法として、以下の4つについて解説してきました。

  1. インストリーム広告(+バンパー広告)
  2. インフィード広告
  3. インバナー広告
  4. オーバーレイ広告

インストリーム広告は主にYouTube、インフィード広告はFacebookやInstagramというように、配信プラットフォームが比較的定まっている配信手法です。
インバナー広告とオーバーレイ広告は、バナー広告枠やWebサイトのページに対して出稿できる配信手法なので、プラットフォームの制限はあまりなく、様々なWebサイトに出稿が可能です。

動画広告は、どうやって配信するか、何を配信するかという点ももちろん重要ですが、「どこで」配信するかも重要なポイントです。
例えばYouTubeのインストリーム広告であれば、YouTubeで普段から動画を見ている層に対して出稿しますから、ユーザーは動画に慣れ親しんでおり、動画広告も飽きるほど見ていることでしょう。
反対に、インバナー広告は、Webサイトの中で表示される動画広告ですから、ユーザーは動画に慣れ親しんでいないかもしれません。
動画に慣れ親しんでいないユーザーは、Webサイトの中で表示される動画広告に対して目新しさを感じることでしょう。
このように、動画広告の配信手法によって、ユーザーの動画広告に対する態度も変わってきますから、動画広告を制作する際には、どの手法で配信するかに合わせて、ユーザーの心理や行動を考えて内容を決めるようにすると、動画広告の成果もより高まるはずです。
これから動画広告を始めようとしている方は、ぜひ今回の内容を参考にして、動画広告の配信手法としてどれを選ぶかを考えてみてください。