2018年は「マーケティングオートメーション元年」とも呼ばれたそうですが、正直まだまだマーケティングオートメーションが正しく理解できているようには思えません。
2019年に入り、いろいろな調査データが出たり、B-Dashの広告が話題になったり、さらに認知が広がった印象はあります。
しかし、マーケティングオートメーションで何ができるのか、導入したらどうなるのか、自社に落とし込むにはどうすればいいのか、見えていない人がほとんどではないでしょか。
弊社でも導入してから「活用できている!」「売り上げに貢献している!」と実感するまでに1年かかりました。
そんなに時間がかかってしまったのは、当時はまだノウハウ、詰まりケーススタディ(事例)が不足してたからです。
そこで今回、マーケティングオートメーションの導入事例を業界・業種別にまとめました。
マーケティングオートメーションはその企業の営業・マーケティング活動に大きな変化を与えます。自社が属する業界においてどんな事例があるのか、ぜひチェックしてみてください。
業界別MA(マーケティングオートメーション)事例紹介~メーカー編~
自動車など産業分野のメーカーは法人営業がメインです。つまり、検討期間が長く、顧客単価が大きいため、戦略的な営業活動が欠かせません。メーカー事例では、マーケティングオートメーションの中でも営業活動の管理機能が豊富なツールが選ばれている印象です。カシオやスズキなど日本メーカーの事例で紹介します。
業界別マーケティングオートメーション(MA)事例紹介~ITサービス編~
ITサービスの多くは月額制が多く、長期継続してもらうことで利益に繋がります。そのため、新規顧客開拓の営業活動にコストを割くことが難しく、マーケティングオートメーションを導入する際も効率的にリード(見込み客)を獲得する機能を持ったものが好まれています。
業界別マーケティングオートメーション(MA)事例紹介~不動産編~
マーケティングオートメーションは、検討期間が長く、獲得単価が高い商材のほうが効果を出しやすい傾向にあります。不動産もそうした業界の一つで、マーケティングオートメーションにより顧客獲得から成約までのフローが大きく改善した事例が多くあります。
業界別マーケティングオートメーション(MA)事例紹介~情報通信業界編~
情報通信業界というと、ニッチな業界にも感じますが、もともとオフライン施策が中心で法人が顧客であるなど、多くの既存業界に応用できる学びがあります。法人営業では、マーケティングオートメーションとSFAを連携し、マーケティング施策から商談貢献まで可視化することが重要になります。