Webマーケティング

Googleトレンドを使ってみよう|日々のSNS運用からマーケティング計画立案まで

Googleトレンドを活用していますか?
Web広告、特にリスティング広告にかかわる人は日々使っていると思います。一般の方でもニュースやトレンド情報を仕入れるために使われる方が多いようですね。
Googleトレンドは無料で使えるなかでは非常に優れたリサーチツールです。今回はGoogleトレンドの基本的な使い方や活用方法をテーマにお送りします。

Googleトレンドとは?

Googleトレンドとは、あるキーワードやトピックがGoogle上でどれだけ検索されているかが分かるWebサービスです。国や地域、期間を指定してキーワードを検索することができ、年間の計画を立てる際やキーワード別に比較をする際にも有効です。
ニュースで目にしたもの、友達と話題になったこと、看板で見かけたもの、Instagramで見かけたお店を詳しく知りたいとき、多くの人は「検索」という手段をとります。つまり、検索キーワードはユーザーの今の関心ごとを直接表しています。
様々なキーワードをGoogleトレンドで調べることで、今のトレンドや過去数年間の注目度の推移、注目されている場所などを知ることができます。Googleから無料で提供されているため、簡易的なマーケットリサーチから市場規模や市場推移の予測、新たなビジネス・広告アイデアの発見まで、いろいろなシーンで利用したいツールです。

Googleトレンドの基本的な使い方

普段から使われている方にとっては釈迦に説法と思いますが、Googleトレンドの基本的な使い方を紹介します。あえて説明するほど難しいものでもないので、ぜひご自身で使いながら活用方法を発見していただけたらと思います。

Googleトレンドの検索窓でキーワードを検索すると、そのキーワードの年間トレンドやエリア別での検索需要が分かります。
Googleトレンドは検索数の実数がわかるわけではなく、その期間で一番検索されていた時を100とした割合で出されます。実際にどの程度の検索ボリュームなのかを知りたい場合は、別のツールで検索ボリュームを調べるか、そのほかのキーワードと合わせて検索するといいでしょう。

また、そのキーワードに関連したトピックやキーワードも分かります。
複数キーワードを入力することでキーワードごとの傾向を「比較」することもでき一度に抽出でき便利です。

ここではWeb検索の他にも、

  • 画像検索
  • ニュース検索
  • YouTube検索

など、検索タイプを選ぶこともでき、各チャネルでの検索数の把握も可能です。

また、グラフの下には入力したキーワードで検索したユーザーが他にもよく検索している“関連トピック”や“関連キーワード”が表示され、さらに推移を調べたり入力したキーワードと比較したりすることもできます。
これによって、今までは検索されていなかったニッチなワードが時期的・世間的に話題になる“トレンド”をいち早く見つけることができるかるかもしれません。
ちなみに、気になるキーワードは登録しておくことができ、ログイン中のアドレス宛てに週1回、または月1回のトレンドを通知することができます。

グラフの数値について詳しく紹介すると、Googleトレンドに表示される検索ボリュームは相対数値で表されています。つまり、チェックした期間の中で人気度が最も高い時期が100となっていて、50だと人気度が半分、そして0だと人気度が最も低い、もしくは十分なデータがなかったことを意味します。

例えば、「東京観光」「大阪観光」で比較してみると大体五月ごろのGW辺りに需要が高まっていることが分かります。また青色の東京観光の方が赤色の大阪観光よりも検索数が多く需要があることが分かります。需要のあるワードや需要がある時期を把握することでマーケティングの施策にも活用できますね。

これがGoogleトレンドの基本的な使い方です。調べたいキーワードで検索して需要の変化を見る。関連キーワードやトピックから新しい発見を見つけ、比較したりする。
たったこれだけですが、Googleトレンドがなければなかなかたどり着けない貴重なデータが得られます。

Googleトレンドの変わった使い方

Googleトレンドは、基本的に調べたいキーワードがあってそれを調べることから始まります。
しかしよりフラットに、社会全体の動きを知りたい、そうしたデータを元にマーケティング施策を展開したいという場合は、“急上昇ワード”が使えます。
“急上昇ワード”では、気になるキーワードを検索するのではなく今現在トレンドとなっている人気のキーワードを一覧でチェックすることができます。

これは日別で急上昇した検索ワード、またはリアルタイムで話題となっているストーリーをハイライトする2パターンから選ぶことができます。
1時間ごとに更新されるため非常にリアルタイム性が高く、Twitter投稿内容などSNSの運用施策に活用できます。

Googleトレンドの活用方法

今話題になっているキーワードは何か、急上昇している話題などは何か、など今のトレンドを知ることができることはもちろん、過去のトレンドを知ることもトレンドの変化も知ることが出来ます。
また、キーワード同士の比較をする、地域ごとに見る、など目的に合わせて組み合わせを変えて調べることもできます。
実際調査した結果は、次のようなことに活用できます。

トレンド情報収集

急上昇ワードや自社のビジネスに関連するキーワード、さらにそれらの関連キーワードやトピックをみて今のトレンドの情報を集めます。
トレンドを把握することで、サイトコンテンツや広告、SNSの鮮度を保つことができます。
Twitterではこうした傾向がよく見られ「#これ見た人は来年の目標を言う」「#年末だし名前の由来晒そうぜ」といった年末に急上昇したハッシュタグを活用した企業アカウントの投稿も多く見られました。


こちらは映画「君の名は。」が大ヒットした際にサクラクレパスが行った投稿です。「マイネーム」という同社の主力商品の名前を「ユアネーム(=君の名は)」に入れ替わっています。
言葉としてトレンドに乗っていることはもちろん、入れ替わるという映画のテーマも踏まえた内容になっています。

年間計画作成

年間での指定ワードの検索需要や複数ワードでの比較、過去データの確認までできるため、
1年を通しての計画を立てる際に非常に役立ちます。
例えば、ある商品が夏に需要があることが分かった場合、夏前にサイトをリリースしたり、
夏に広告費を使えるような計画を立てることが出来ます。年間で使える予算に関しても繁忙期の夏に投下して他の時期に抑えるなどの配分にも生かすことができます。
ユーザーのニーズに対して後手に回るか先手に回るかで成果が大きく変わります。検索ニーズが急上昇するタイミングで適切な広告予算を投下すれば、そうでない競合に大きな差をつけることができます。

まとめ

今回は日々の運用から年間計画まで、いろいろなシーンで活用できるGoogleトレンドを紹介しました。
Googleトレンドは、検索回数の推移を相対的に視覚的に捉えることに適しています。

    【特徴】

  • 長い期間内でのキーワードの検索の推移をグラフで確認できる
  • 地域毎の検索の傾向を分かりやすく見ることができる
  • 絞り込み機能が豊富
  • 検索回数の実数の把握はできない

このような特徴により、大きな世の中の関心の傾向をつかむことができます。検索キーワードの中には、「クリスマスプレゼント」などのある一定の時期になると関心が上がる季節性のものや、定期的に検索されるもの、ある出来事などが原因で急激に関心が上がるものなど様々なものがあります。Googleトレンドはその検索キーワードの特徴を調べるのに適しているのです。
一方、検索回数の実数値を知りたい場合、Googleトレンドは向いていません。Googleトレンドは、全体像を把握するのに適していますが、更に詳細を知りたい場合には、キーワード作成ツールなどとの併用が必須となります。

【2019年最新版】SEO対策に使える無料キーワードチェックツール11選

無料ツールにも関わらず、簡単にwebで検索キーワード、需要の変化を把握できる非常に便利なツールです。Webでの施策に迷った際には、きっとヒントが見つかるはずです。ぜひ活用してみてください。