Googleトレンドで「オウンドメディア」を調べると、2014年ごろから社会的な関心が高まり、その後、高止まりしていることが分かります。
株式会社宣伝会議のオウンドメディア運用に関する調査によると、回答者の8割がオウンドメディアに注力しているという結果が示されています。ですが、調査対象となった企業のうち、半数以上は月間5万PV以下という回答でした。多くの企業は思ったような成果を出せていないのです。
なぜ、企業のオウンドメディア運用がうまくいかないのでしょうか。その大きな原因の一つがSEOへの理解不足です。
SEOは「コンテンツSEO」「内部対策」「外部対策」の3つに分類できます。コンテンツの質を高めてサイト流入者を増やす「コンテンツSEO」は多くのオウンドメディア担当者が意識をしているところだと思います。
しかし、「内部対策」や「外部対策」を正しく理解し、実践している人は多くありません。適切に行えなければ、せっかく質の高いコンテンツを作成したとしても、上位表示化は不可能です。では、内部対策と外部対策とは一体どのような施策なのでしょうか。
内部対策とは?
内部対策を一言で表すと「検索エンジンに適切に評価されるようにサイトを整理する施策」です。
適切な施策実施のためには、検索エンジンの仕組みを理解する必要があります。Googleが検索順位を決定するプロセスは以下の3ステップです。
- クローラーの巡回
- ページのインデックス
- 検索順位の決定
ページを公開すると、クローラーというロボットが情報を収集します。次にその情報がGoogleのデータベースにインデックス(登録)されます。最後にアルゴリズムに照らし合わせてサイトを評価し、検索順位が決定されるのです。
このような検索順位の決定過程を踏まえたうえで、検索エンジンに適切に評価されるように施策を施すのが内部対策です。
外部対策とは?
外部対策を一言で表すと「被リンクとサイテーションを獲得する施策」です。
被リンクとは、外部サイトにリンクされた自社サイト(記事)のURLを指します。サイテーションとは自社の企業名や商品、サービス名、サイト名などが外部サイトやSNSで言及されることです。質の高いサイトから被リンクされ、多くのサイテーションを獲得すると検索順位は上がっていきます。
内部対策についても外部対策についても詳細な解説はこれまでのGrab記事でお伝えしているので、詳しく知りたい方はぜひお読みください。
オウンドメディア運用は他の業務との兼務で行われている場合も多く「忙しくてとてもじゃないけど細かなSEO対策をやっている時間はない」という方もいらっしゃいます。
社内リソースだけで十分なSEO対策を行うのは困難です。「専門業者への依頼を検討している」という方はぜひ、株式会社アイビスに一度ご相談ください。
オウンドメディア運用者向け!SEO内部対策・外部対策チェックシート
「SEO対策を行いたいが、予算が取れない」という人も多いと思います。なので、今回、無料でダウンロードしていただける「オウンドメディア運用者向け!SEO内部対策・外部対策チェックシート」をご用意しました。
言うまでもなく、SEOでは質の高い記事作成が非常に重要です。高品質な記事のSEO効果を最大限に高めるのが内部対策・外部対策です。チェックシートの43項目に基づいて、改善するだけで、質の高いコンテンツを上位表示化できるサイトに生まれ変わります。
「一生懸命記事を更新してもPVやUUがなかなか伸びない」と感じている方は、ぜひ、こちらの資料をダウンロードし、活用してください。
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