目次
Web広告は、「どの手法、媒体を選択するか」が非常に重要になります。
手法や媒体によって、見込める効果や届くターゲットが全く違うためです。
弊社でも細かな運用や目標設計よりも前に、「どの手法、媒体を選択するか」を入念に打ち合わせします。
その際、多くのクライアント様から好評なのが、主要な広告手法の特徴が一目でわかり、比較できる6色リーフレットです。
今回は6色リーフレットの内容をご紹介します。常に最新情報を反映するためにアップデートしているので、最新版をダウンロードして広告媒体の選定にご活用ください。
顕在層に届く検索広告
検索(リスティング)広告は、Googleやヤフーなどの検索エンジンで検索した際、検索結果に表示される広告です。検索キーワードは「知りたい」「興味がある」といった、ユーザーのニーズが明確に現れます。
検索広告は、顕在層に直接アプローチできるため、始めてすぐに成果が出るうえ、高い費用対効果が期待できます。
ニーズが明確な顕在層へアプローチ
検索広告は、ニーズが高まった顕在層にアプローチします。顕在層とは、具体的なニーズを持っていて積極的に探しているユーザーを指します。健康食品であれば「健康食品 通販」と検索するユーザーは、健康食品が欲しいと考えている顕在層と考えられます。
検索広告ではこうしたニーズが強いキーワードに広告を掲載します。そのため、出稿したその日に成果が上がることも珍しくありません。他の広告手法と比較しても、成果が出るまでのスピードが格段に速いのが特徴です。
無駄な広告費が発生しないクリック課金
検索広告で費用が発生するのは、その広告が表示され、広告文に興味を示し、もっと知りたいと思ってクリックされた場合のみです。無駄な予算が発生しないことはもちろん、少ない予算で広告運用を始めることができます。
また、クリック単価やクリック数、成約率などの数値を細かく分析することで運用改善が進み、高い費用対効果が見込めます。
精度の高いセグメントと豊富な機能
検索広告では、キーワードだけでなく性別、年齢、地域、デバイス、興味関心など様々な角度からユーザーをセグメントできます。さらに、ユーザーの所在地によって広告文を自動で変えたり、よりアクションを促しやすい広告表示オプションをもちいたり、様々な機能があります。
運用のプロは様々なデータを取りながら様々な機能を使いこない、運用改善により効果を最大化させます。
動画で魅せるYouTube広告
YouTubeは国内で月間6,200万人、全世界では19億人が利用する最大の動画メディアです。YouTube広告では、その圧倒的な利用者数と豊富な行動データから、様々な業種・規模・目的の企業がマーケティングに活用しています。データ分析が難しいテレビ広告に対し、視聴回数、視聴率といった数字が見え、認知拡大から顧客獲得まで高い費用対効果が期待できます。
また、インストリーム広告では30秒以上(30秒未満の広告動画の場合は最後まで)視聴した場合に課金されるため、無駄な広告費がかかりません。
世界で最も利用されている動画マーケティング手法
YouTube広告には動画の再生前、途中、最後に表示されるスキップ可能な「TrueViewインストリーム広告」、YouTube検索画面やおすすめ動画欄に表示される「TrueViewディスカバリー広告」、ブランド認知拡大に最適なスキップ不可の6秒広告「バンパー広告」、YouTube以外の動画広告枠に表示させる「アウトストリーム広告」の4種類があります。
また、これらをストーリー仕立てで設計する「動画広告シーケンス」という機能もあります。
最適なターゲットに届けるターゲティング
YouTube広告ではユーザーが閲覧した動画や検索キーワードといったYouTube内での行動はもちろん、年齢や性別、興味関心などによるターゲティングが可能です。関心が高いユーザーへ届けるため、上手くターゲティングを活用すれば非常に高い視聴率が期待できます。
成果に繋げるリマーケティング戦略
動画広告は一般的に認知拡大に向いており、成果獲得に向いていません。YouTube広告も認知拡大に最適な手法ですが、成果獲得に最適なGoogle検索広告と同じくGoogle広告から出稿します。そのため、手法をまたいだリマーケティングが設計しやすく、YouTube広告を起点とした成果獲得を狙うことができます。
- 例えばこのように利用できます
- 20代~30代の投資に興味を持っているユーザーに、資産管理ツールの広告を配信
- 特定のゲーム攻略動画を閲覧しているユーザーに、似たゲームアプリの広告を配信
- 車メーカーのプロモーションビデオを閲覧したユーザーに、自動車保険の広告を配信
- バナー広告をクリックしたユーザーに対し、動画広告で再アプローチ
- 美容系ユーチューバーをチャンネル登録しているユーザーに、化粧品広告を配信
- 平日の19時以降に30代男性へ名刺管理アプリの広告を配信
効果が羽ばたくTwitter広告
Twitterは日本国内で4,500万人が利用する国内最大のSNSで、年齢性別ともに幅広いユーザーが利用しています。
また、ニュースや災害情報がテレビより速く広まることから、生活の一部として欠かせない「情報のライフライン」になっています。若年層が多いイメージですが、40代以上が約3割と、幅広い年齢層が利用しています。さらに、平均して1日に7回ログインされているなど、ヘビーユーザーが多いことも特徴です。
つぶやき内容やフォローしているアカウントなど、独自のターゲティングがあるTwitter広告では、アプリダウンロードやフォロワーの増加、ブランディングなど様々な目的で大きな効果が期待できます。
“リツイート”や“いいね”で広告効果が拡散
Twitter広告がリツイートやいいねで拡散することを「2次拡散」と言います。Twitterにはユーザーが気軽にシェアする文化があり、2次拡散による広告効果が期待できます。
また、Twitter広告はクリックやリツイートなどのエンゲージメントに課金されますが、2次拡散以降のアクションは課金されません。広告がシェアされることで広告費がかからずにリーチを広げることができます。二次拡散により狙った以上の成果が出ることも珍しくありません。
競合や興味関心が狙えるフォロワーターゲティング
Twitter広告には独特なターゲティング機能が備わっており、最適なユーザーに商品・サービスの情報を届けることができます。中でもフォロワーターゲティングは「フォローでつながるSNS」であるTwitterの特徴を最大限に活かし、他の広告手法とは異なる角度からアプローチできます。
フォロワーターゲティングは、特定のアカウントのフォロワーに似た人にアプローチする機能です。例えば競合他社のアカウントを指定することで、競合の顧客にアプローチできます。
顕在層にもアプローチできるキーワードターゲティング
もう一つ、Twitterに独特なターゲティングがキーワードターゲティングです。例えば求職者の場合、Googleで「転職サイト」と調べる前に、Twitterで「転職したい」「仕事しんどい」などとつぶやいているかもしれません。つぶやいてる内容はユーザーの今の感情、ニーズを表しています。うまく活用することで、顕在層、顕在層に限りなく近い潜在層にアプローチできます。
- 例えばこのように利用できます
- 有名企業家のフォロワーにビジネスセミナーの広告を配信
- 自社商品のテレビCMが流れる番組を見ているユーザーへ、広告配信し、成約に繋げる
- 「コーヒー好き」「コーヒー飲みたい」とつぶやいたユーザーへ、カフェの割引チケットを訴求
- 競合ブランドのフォロワーへ、自社のアカウントのフォローを訴求
- 「ゴールデンウィーク」「旅行」とつぶやいたユーザーへ、国内旅行のキャンペーンを訴求
- 特定ゲームの公式アカウントのフォロワーへ、似たゲームアプリの広告を配信
ブランドが映えるInstagram広告
Instagramは若い女性を中心に絶大な支持を得ており、国内で3,300万人、全世界で10億人以上のユーザーが利用する急成長中のSNSです。高品質な写真や動画を手軽に編集、投稿できることから、ブランドイメージが生まれる場として多くの企業が注目しています。
Instagramのフィードやストーリーズに掲載されるInstagram広告は、魅力的なクリエイティブで絶大なブランディング効果を発揮します。
また、Facebookのデータ・機能と連携しているため、ターゲティング精度が高く、成果獲得でも大きな成果が期待できます。
ブランドメッセージを届けるのに最適な表示形式
Instagram広告には写真とテキストで訴求する「写真広告」、方法な情報量でアピールする「動画広告」、複数商品やプラン、ストーリーを訴求できる「カルーセル広告」、そして近年急激に利用が進んでいるストーリーズに表示される「ストーリーズ広告」があります。
中でも注目されているのは「ストーリーズ広告」です。Instagramユーザーのストーリーズ利用が進み、ストーリーズに広告を出稿するかどうかでリーチ数が大きく変わります。
非常に高いエンゲージメント率
Instagramは、SNSの中でもブランディング色が強いイメージがあり、直接的な成果を求める場合には適さないと感じるかもしれません。しかし、Instagramのエンゲージメント率(いいねやコメントなどの投稿に対する積極的な行動の割合)は4.21%と、他SNSと比較しても圧倒的に高く出ています。
Instagram広告から、自社のInstagramアカウントのフォローを訴求したり、Webサイトへ遷移させたりなど、様々な目的のために利用できます。
ビジネス向けの利用傾向
意外かもしれませんが、Instagramはビジネスが受け入れられやすいSNSです。有名人やブランドの情報収集のために利用するユーザーが多く、企業や商品の投稿も、それが魅力的であれば受け入れられます。
10~30代女性の約7割はInstagramの投稿をきっかけに商品を購入したり検索した経験があります。Instagram広告をうまく活用することで、ブランディングだけでなく購入や申し込み、来店といったマーケティング目標を達成できます。
そのほかにもInstagramにはビジネス効果を裏付ける様々なデータがあります。詳しくは「Instagramとは何者だ? 13のデータで捉えるビジネスチャンスの正体」をご覧ください。
- 例えばこのように利用できます
- コスメに興味がある20代女性へ化粧品のお試し利用を訴求
- 18~22歳の大学在学中の女性へ家庭教師アルバイトの広告を配信
- ファッション意識が高い男性ビジネスパーソンへブランド時計の購入を訴求
- 購入フォームへ遷移したが途中で離脱してしまったユーザーへ繰り返しアプローチ
- 広告動画を最後まで閲覧したユーザーへ、Webサイトへの遷移を訴求
- 音楽に興味を持つユーザーへ新しいアプリのインストールを促進
新規を獲るならLINE広告
LINE Ads Platform(LINE広告)とは、LINEが持つさまざまなメディアに掲載される広告です。国内最大のチャットアプリである「LINE」はもちろん、LINENEWSやLINEマンガ、LINE BLOGなどに掲載できます。月間7,000万以上の幅広い年齢層のユーザーが利用しており、生活に欠かせないサービスとして大きな影響力を持っています。
他広告手法でアプローチしていないユーザーへ届く
スマートフォンユーザーの83.5%がLINEを利用しています。さらに、スマートフォンでSNSを利用しているユーザーのうち、TwitterもFacebookもやらずLINEだけを使っているユーザーが約4割もいます。この4割のユーザーに広告を届けるには、LINE広告を活用するしかありません。
LINE Ads Platformを活用すれば、これまでアプローチできなかった幅広いユーザーへ広告が届きます。今の広告手法に限界を感じているのなら、LINE Ads Platformが大きな起爆剤になる可能性があります。
より多くのユーザーへ、より魅力的なメッセージを届ける
LINE Ads Platformの配信先は、多くのアクセス数を誇るタイムラインやLINEニュースに加え、LINEブログやLINEマンガといったLINE内のサービスへ配信可能です。
最も利用者が多いLINEのタイムラインは、広告を閲覧したユーザーが月間4,600万人もいます。他メディアと比べても圧倒的に多くのユーザーのアプローチできることが魅力です。
- 例えばこのように利用できます
- 他のSNS広告に出稿しているが、新たなユーザーにアプローチ
- LINEアカウントの友だち登録数を増やし、ファンを獲得
- 新しく発売したアプリをより多くの人に宣伝
- 普段SNSを使わない層にもアプローチ
- LINEでアプローチしたユーザーを、検索広告でクロージングする
- 国内最大のメディアで強固なブランディングを築く
実名だから本命に届くFacebook広告
Facebookは正解最大のSNSで、日本国内で2,800万人、全世界では23億人もの利用者がいます。
最大の特徴はターゲティングの精度と種類の多さです。Facebookでの行動、実目に基づく正確なプロフィール情報から最適なターゲットを選出し、狙ったユーザーに広告を届けることが可能です。
Facebookは20~40代の幅広いユーザーがバランスよく利用していることが特徴で、ビジネスシーンでも利用されています。BtoC商材に限らず、BtoB商材でも効果が期待できます。
最適なフォーマットで商品・サービスを届ける
Facebook広告には通常の画像、動画広告の他に、商品・サービスの魅力を最大限に伝えるフォーマットが用意されています。複数の商品やプラン、ストーリーを伝える「カルーセル広告」、Facebook広告上で直接リードを獲得できる「リード獲得広告」、実店舗への集客に最適な「リーチ広告」、商品カタログをECサイトのように見せ、購入を促す「コレクション広告」などがあります。
最適なユーザーに届くターゲティング精度
Facebook広告最大の特徴がターゲティングです。Facebookは登録時に実名で登録し、生年月日や職業に役職、ライフステージ(既婚・未婚など)を入力します。それらのデータを活用し、他の広告手法が用意していないターゲティング、ユーザーが自ら入力した情報に基づく正確なターゲティングが魅力です。
ほとんどの広告手法において年齢ターゲティングは10歳単位ですが、Facebookは1歳単位で設定できます。そのため、例えば「今年成人する短期大学または大学、専門学校に通う女性で大阪市浪速区に住んでいる人」といったペルソナを確実に狙うことができます。
- 例えばこのように利用できます
- 成人式を控えた19歳女性に対して着物レンタルの広告を配信
- 京都に旅行したことがある人に国内旅行の広告を配信
- 半径20km圏内に住む小学生以下の子供がいる男性にファミリーレストランの広告を配信
- 経営者層、個人事業主に対して税理士紹介サービスの広告を配信
- 小中学生の子どもがいる親に対して家庭教師の広告を配信
- 自社のメルマガリストの中で、1ヵ月以内に婚約したユーザーへ結婚式場を紹介
最初にお伝えしたとおり、Web広告では「どの手法、媒体を選択するか」が非常に重要になってきます。
弊社が用意した6色リーフレットは、数あるWeb広告のごく一部しかカバーしていませんが、新しくWeb広告への投資を検討されているクライアント様に活用いただいています。
日々アップデートされ、新しくなっているWeb広告。何をすべきかわからなくなった時に6色リーフレットをご活用ください。
下記フォームに内容をご記入の上、送信ボタンをクリックしてくださいますようお願いいたします。