SEO

コンテンツSEOを成功させるウェブライティングのポイント

今回は「コンテンツSEOを成功させるウェブライティング」をテーマにお送りします。

Googleを中心とした検索エンジンの進化により、一時的にはやったキーワードの詰め込みや無作為な外部対策は効果がなくなりました。

最近のSEO対策の主流は、自社の商品やサービスについての情報を発信するブログ(コンテンツ)を活用することです。これは、テキストコンテンツを充実させることで、ユーザーやGoogleからの評価を高めるという「コンテンツSEO」の取り組みです。

しかし、ただ漫然と思うままに文章を書けばいいというわけではなく、「コンテンツSEOのポイント」を押さえたライティングを心がける必要があります。
今、必要とされているのは、本当にユーザーが必要とするコンテンツです。どのようなポイントがあるのか、ぜひチェックしてみてください。

また、2018年2月時点で、日本国内の検索エンジンシェアはGoogleが99.09%です。そのため、SEO対策を成功させるとは、ほとんどGoogleで高い評価を得ることとイコールといっていいでしょう。
そのため、ここではGoogleを対象とした「コンテンツSEOのポイント」をご紹介します。

“ユーザーが求める情報”を提供することが大事!

Googleは、「ユーザー第一主義」を掲げる検索エンジンです。
実際、彼らのポリシーを記した「10の事実」の第1項には次のようにあります。

ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる

Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。新しいウェブブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。

つまり、ユーザーにとって有益なコンテンツを書くことができれば、Googleからの評価も高まるということがいえるわけです。
「ユーザー第一主義」を掲げるGoogleで高評価を得るためには、以下の2点を特に心がける必要があるといえるでしょう。

「ユーザーの関心は何か」を把握する

たとえば、あなたが腕時計の通販を行っている場合、腕時計を購入したい人たちがどんな情報を求めているのか把握してブログに反映させる必要があります。
「どんな情報が欲しいか?」「何に興味があるのか?」といったことを、ユーザーの立場に立って考えることが欠かせません。
たとえば、腕時計の価格をまとめた記事、人気モデルの紹介記事などが挙げられるでしょう。

Googleをはじめとする検索エンジンのサジェスト機能(予測変換機能)をもとに、ある語句の関連キーワードを提示してくれる「goodkeyword」などのツールを活用することもおすすめです。

サジェストキーワード調査ツール【goodkeyword】
https://goodkeyword.net/

すでにブログを開設してテキストコンテンツを更新しているという場合には、「サーチコンソール」「グーグルアナリティクス」といったツールを活用することも欠かせません。
「ユーザーがどのようなキーワードで検索しているのか」
「これまでに書いた記事がどれだけの人に読まれたか」
といったデータをもとに、これまでと同じでいいのか、軌道修正すべきか、ということを考える必要があります。

たとえば、「腕時計 安い」で検索しているユーザーが多い中、ブログには腕時計のメカニズムについて延々と書いているという場合、ユーザーが求める情報を正しく伝えられているとはいえません。
ユーザーがどのようなことに関心を抱いているのか、きちんと把握して記事作成を行うことを心がけましょう。

また、ブログ記事であれば、その記事がどこまで読まれているのか、「読了率」も確認しておきたいところです。
タイトルに惹かれてアクセスされても、思っていた記事内容と違ったらすぐに離脱されてしまいます。
Google が何をもって「ユーザーに有益な情報」としているかは定かではありませんが、読了率は検索キーワードとタイトル、記事内容の魅力度を測る重要な指標です。

読了率の設定方法については、ランディングページのPDCAサイクルを回すために取得したい2つの指標という記事で紹介した「スクロール到達率の計測方法」をご確認ください。

オリジナリティを意識する

テキストコンテンツには正しい情報を盛り込んで書くことが欠かせませんが、ほかのWebサイトや書籍などから引用してきた文言で記事を埋め尽くすようなものはご法度です。

たとえば、他サイトのコンテンツを丸写しする「コピペ」は、Googleに「コピーコンテンツ」の烙印を押されて検索順位を大幅に下げられてしまいます。
また、正しい方法で「引用」している場合も、引用部分が多量すぎると低評価を受ける可能性があります。
ユーザーにとっても、他サイトを見ればわかることを羅列しているだけのブログページは有益とはいえません。

仕入れた情報を書き手が咀嚼して吟味し、オリジナリティのあるコンテンツを書くことが大切です。そのためには、書き手がそのテーマについて理解していることが欠かせません。

もちろん、より良い記事、より正確な情報をユーザーに届けるために、引用を活用することは大切です。しかし、あくまでも記事全体にオリジナリティを持たせ、正しい引用を心がけましょう。

正しい引用を行うための「著作権(著作財産権)」については、こちらの記事で紹介しています。

Googleが正しく評価しやすいライティングを行う

せっかくユーザーに有益な情報を載せて作成したテキストコンテンツも、Googleにイマイチ正しく認識されなかったせいで評価につながらないというケースがあります。
コンテンツSEOの基本は、すでにまとめたように「Google=ユーザーに向けて書く」ということですが、ここでは特に“Googleに読ませる”ためのポイントをまとめてみましょう。

タイトルの書き方

ブログのタイトルにこだわることは、ユーザーにブログの内容を示すため(=クリック率を高める)に欠かせませんが、Googleの評価を得るためにも必要不可欠です。

どうすればGoogleに評価されやすいか、という明確な指標はありませんが、一般的には以下のことを意識するといいでしょう。

  • タイトルは27~30文字程度
  • 検索キーワードを組み込む
  • キーワードは前半に組み込む

Googleの検索画面に並ぶタイトルの文字数は決まっており、上限を超えた部分は「…」で省略されてしまいます。文字数の上限はGoogleの仕様変更によって変わることがありますが、2018年8月現在は33文字。このことを考えると、タイトルは30文字以内に抑えるのが望ましいといえます。
また将来、文字数の上限が変わる可能性があることを考慮に入れて、重要なキーワードは省略されてしまわないようにタイトルの前半に入れることを心がけましょう。

“こそあど言葉”に注意!

サイトの評価はGoogleクローラーが各サイトの情報を収集し、その情報をもとにGoogleアルゴリズムで決められます。
そして、このGoogleクローラーは指示詞・代名詞を読み取ることができないといわれています。

日本語の文章は、「これ・それ・あれ・どれ」といった“こそあど言葉”や「彼・彼女」といった代名詞を効果的に使うことで、同じ単語が続いたり回りくどくなってしまったりするのを防げます。
しかし、Googleのクローラーは文脈を深く読み取り、“これ”が何なのかを判断することができません。

そのため、指示詞・代名詞を多用しすぎると、「何が書いてあるかわからない=低品質なコンテンツ」と見なされてしまう可能性があります。
もちろん、まったく指示詞・代名詞を使わないとなるとそれこそ回りくどい文章になってしまうでしょう。あくまでも、ユーザーにとってわかりやすい文章であることを前提に、「“こそあど言葉”は使いすぎないようにする」というスタンスで作成してみてはいかがかと思います。

まとめ

今回は、コンテンツSEOのポイントとして、“ユーザーが求める情報”を提供することと、Googleが正しく評価しやすいライティングを行うという2つを紹介しました。
もちろん、コンテンツSEOは非常に奥深いテーマですから、今回紹介した以外にも成功させるポイントは数多くあります。

しかし、まずはこの二つ、特に“ユーザーが求める情報”を提供することを意識すれば、大失敗に終わるということはないでしょう。

コンテンツマーケティングは2015年ごろから急速に広がり、BtoC、BtoB問わずにオウンドメディアを立ち上げる企業が増えました。
多少の流行り廃りや方法、テクニックの変化はあれど、ユーザーに価値のあるコンテンツを届ける重要性はいつまでも変わらないでしょう。