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SNSマーケティングは効果的? Twitter,Instagram運用に欠かせないアクセス解析・分析方法

SNSマーケティングは効果的? Twitter,Instagram運用に欠かせないアクセス解析・分析方法

SNSマーケティングは効果的? Twitter,Instagram運用に欠かせないアクセス解析・分析方法

Webサイトへの集客の手段として、代表的なものがWeb広告やSEOといった検索エンジン経由での集客です。しかし近年では、企業がSNSの公式アカウントを作り、公式アカウントから情報を発信することで、フォロワーを集め、Webサイトへの集客につなげるという手法も盛んに行われています。

特に、消費者向け(BtoC)企業のSNSマーケティングでよく利用されるのが、TwitterとInstagramです。

今回は、SNSマーケティングで重要なTwitterとInstagramについて、Webサイトへの流入ではなく、SNS自体でのアクセス解析を行う方法について解説していきます。
SNSからWebサイトへの流入を分析することも大切ですが、SNS内部でのアクセスを分析することももちろん大切です。今までSNS自体のアクセス解析ができていなかったという方は、この機会に覚えていってください。

SNSアカウントを分析する理由

WebサイトとSNSでは、全く異なる非常に重要なポイントが一つあります。
それは、Webサイトは運営者からユーザーへの一方的な情報発信であるのに対して、SNSは、運営者とユーザーが常に対等で双方向的であるということです。

SNSは、運営者とユーザーが常に対等で双方向的
TwitterとInstagramでは、運営者の投稿に対してユーザーが「いいね」をつけたり、リツイートなどで他のユーザーとシェアしたり、リプライやコメントによって、投稿そのものに対して反応を返すということができます。
これらのユーザーからの反応はSNSに特有のものであり、ユーザーが自社に対して持っている感情そのものです。
SNS上のユーザー感情を分析することで、自社がユーザーにとってどういうイメージを持たれているのか、ユーザーの興味を惹くためにはどのような投稿をするのが効果的なのか、どうすればSNSだけでなくWebサイトにも訪れてくれるのか、などなど、貴重な情報をたくさん得ることができるのです。

消費者の感情から施策を考えられる。これがSNSアカウントを分析する理由です。

SNSマーケティングでは、ただ自社のWebサイトに誘導する投稿だけしていても、絶対にうまくいきません。
ユーザーが持っている「感情」を知り、それを良くしていくことが、成功には必須なのです。

SNSの分析方法①:Twitterアナリティクス

まずTwitterの場合、Twitterが公式に無料提供しているTwitterアナリティクスという分析ツールがあります。
Twitterアナリティクス
画像:Twitterアナリティクス

Twitterアナリティクスでは、各ツイート単位で分析が可能なので、どのツイートの反応が良かったのか、あるいは悪かったのかをひとつひとつ見ていくことが可能です。
もちろん、全体としての傾向や、時系列での推移などを大枠で見ることも可能で、非常に多くの情報が得られます。

Twitterアナリティクスの使い方

Twitterアナリティクスを使うには、まずはTwitterのトップページを開き、左側に縦に並んでいるメニューの一番下の「…」ボタンをクリックします。

すると、「アナリティクス」という項目が出てきますので、これをクリックします。
これでTwitterアナリティクスを起動することができます。

Twitterアナリティクスの使い方①
Twitterアナリティクスのトップページは、1ヶ月単位での自分のツイート数やインプレッション数、フォロワー数などの推移と、その月に最もインプレッションを獲得したツイートなど表示されています。
Twitterアカウント運用の全体観を掴むためには、このサマリーのページが便利でしょう。

ツイート単位でデータを見たいという場合は、ページ一番上の「ツイート」というタブをクリックすれば、ツイートごとのインプレッション数、エンゲージメント数、エンゲージメント率を確認できます。

Twitterアナリティクスの使い方②
ここでいうエンゲージメントとは、そのツイートに対して他のユーザーが何らかのアクションを起こした回数を指ます。いいねやリツイート、リプライ(返信)だけでなく、そのツイートのクリックや、そのツイートからプロフィールを閲覧した回数も含まれます。
エンゲージメント数だけで見てしまうと実態がよくわからなくなってしまいますので、より具体的なデータが欲しい場合は、そのツイートをクリックすれば、エンゲージメントの内訳がわかります。
いいねが多いツイート、リツイートが多いツイート、リプライが多いツイート……などなどいろいろな特徴が見えてくると思いますが、Webサイトの集客を増やすという目的のためには、「プロフィールを閲覧した回数」が重要かもしれません。
プロフィールを閲覧したということは、そのツイートを見て、ツイートの投稿者に興味を持ったということが推測できます。そういったツイートの特徴を見極められれば、効率的に目的が達成できるはずです。

また、「オーディエンス」というタブをクリックすると、自分のアカウントのフォロワーのユーザー属性や、フォロワーが持っている興味・関心を知ることができます。
どういった興味・関心を持つユーザーにフォローしてもらっているのかがわかれば、フォロワーにとって魅力的なツイートもしやすくなりますよね。

あるいは、フォロワーの興味・関心が自社のWebサイトのターゲット層とズレている場合は、ターゲット層を修正するか、運用方針を変えていく必要があるかもしれません。
オーディエンスのデータは、運用の効率化にも、新規ユーザーの開拓にも利用できますので、積極的に活用していきましょう。

SNSの分析方法①:Instagramインサイト

Instagramインサイト
画像:Facebookニュースルーム

Instagramの分析をする際にも、Instagramから公式に提供されている無料ツールで分析が可能ですが、Instagramインサイトを使う場合は、ほんの少しだけ前準備が必要です。
それは、Instagramのアカウントを「ビジネスプロフィール」に切り替えることです。

Instagramのビジネスプロフィールについて、設定方法やできることについてこちらの記事で詳しく解説しています。
【Instagram集客活用法 5/5】ビジネスプロフィールで活用できる機能

ビジネスプロフィールとは、その名の通り、そのアカウントがビジネス目的で運用されていることを示すもので、難しい手続きや料金は必要なく、電話番号や住所など、必要項目を入力するだけで簡単に切り替えが可能です。
Instagramインサイトも、Twitterアナリティクスと同様に、投稿単位でユーザーからの反応を確認することができますので、最もユーザーの反応が良い投稿の傾向を探ることができます。

Instagramインサイトの使い方

Instagramインサイトを使うには、まずInstagramの自社アカウントの個別ページを開きます。
すると、右上にグラフのようなアイコンが表示されますので、それをクリックするだけでInstagramインサイトが起動できます。
確認できる情報は、基本的にTwitterアナリティクスと同様で、インプレッション数やエンゲージメント数を投稿ごとに確認することが可能です。
Instagramに特有の指標としては、インプレッション数をユニークユーザー数でカウントした「リーチ」や、投稿を保存された回数を表す「保存」などがあります。
また、投稿を閲覧したユーザーの属性も確認することが可能です。

TwitterとInstagramが持つデータの特徴の違い

TwitterとInstagramの分析は、ほぼ同じ指標で確認することができますが、SNSとしての特性がその精度に影響を与えているものもあります。
Twitterは、自分の好きなユーザーをフォローし、自分の好きなことをツイートするという性質から、「興味・関心」の推測の精度が他のSNSに比べて高い反面、「年齢・性別」の精度はやや低いと言われます。
Instagramの場合は、Facebook傘下にあることから、「年齢・性別」の推測の精度が非常に高いとされています。「興味・関心」の推測の精度は、低くはないものの、Twitterと比べるとやや劣るといったところです。
どちらも世界的に利用されている非常に人気のSNSですので、精度の差と言ってもそこまで大きいものではありませんが、このような違いがあるということは知っておいて損はないでしょう。

Twitter、Instagramのアクセス解析・分析方法まとめ

SNSマーケティングによく使われるTwitterとInstagramを例にとって、それぞれのアクセス解析の方法について解説してきました。
シャープやタニタなど、もはやTwitterアカウント単体で一つのWebマーケティングが成立しているような、SNSマーケティングの成功事例は多くあります。
SNSからWebサイトへの流入を増やすためには、まずはそのSNSで人気を集めることが必須です。
今回ご紹介したアクセス解析ツールを活用して、SNSマーケティングの成功を目指してみてください。

今回紹介したSNSそのものに搭載されているアクセス解析ツールの他にも、より詳細なデータが取れるツールや競合分析ができルールなど、いろいろな製品が用意されています。
SNS運用の目的や現状の成果などから、こうしたツールの導入も検討してみましょう。