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【音声検索最適化】スマートスピーカーのSEO対策法

急激に普及している「スマートスピーカー」。
声で検索ができる最新技術として、とても注目を浴びています。ですが、注意しなければいけない点も少なくありません。それは「SEO対策」です。
今までのテキスト検索とは検索方法も関わるため、同じ方法ではサイトを上位表示させることが難しくなります。

そこで今回は「スマートスピーカーのSEO対策法」をご紹介します。音声検索が普及する前に情報を得て、しっかりと準備をしておきましょう。

音声検索とは?スマートスピーカーの関係性


音声検索とは「声による検索」です。今までは、検索エンジンからキーワードを入力して検索する方法が一般的でした。
しかし、今後は人の声によって情報を検索することが多くなるといわれています。
音声検索が増える要因は、Siriのような音声アシスタントがスマートフォンに導入されたこともありますが、やはり一番は「スマートスピーカーが普及したこと」です。

スマートスピーカーとはAI機能が搭載されたスピーカーです。インターネットに繋がり、人の声を認識することで質問や要望にこたえてくれます。
GoogleのGoogle HomeやアマゾンのAmazon Echo、ラインのLINE Clovaなどが代表的なスマートスピーカーです。
いろいろな会社からスマートスピーカーが発売されたことによって、音声入力が私たちにとって非常に身近な存在となりました。

2020年には検索の50%は音声検索に?

2016年5月、Google検索の約20%は音声検索によるものと発表されました。しかし、音声検索の普及はさらに拡大するといわれています。
2020年には検索の50%は音声によって行われるだろうとGoogleのJohn Mueller氏が公表しているのです。

音声検索が急増する主な要因はスマートスピーカーの普及だけではなく、音声認識の精度が上がっていくことも挙げられるでしょう。
ヒトの声を間違えることなく正確に聞き取り、検索してくれます。各社から販売されているスマートスピーカーの音声認識能力が、年を重ねるごと向上していることも事実です。

デバイスの普及、検索制度の向上、連携アプリケーションの充実といった要因により、音声検索を利用する人の割合が急激に増えていくかもしれません。

音声検索とテキスト検索の違い

音声検索は今までにない新しい検索方法です。ユーザーが検索する方法や特徴も従来のテキスト検索と大きく違います。

では、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。
最大の違いは「検索するキーワード」です。音声検索の場合、会話口調、話し言葉で検索されます。
例えば渋谷のおいしいイタリアンを調べたいとしましょう。テキスト検索の場合は「渋谷 おいしい イタリアン」と検索するのが一般的だと思います。
しかし、音声入力の場合は「渋谷付近のおいしいイタリアンのお店を教えて」という検索されるのです。
今まではキーワードを並べて検索していたのに対し、今後は会話口調の文として検索される割合が増えてきます。

では、音声検索とテキスト検索の違いについて、さらに深く見ていきましょう。

音声検索による検索の4つの変化

音声検索の普及による検索の変化は4つあります。
検索キーワードの変化」「検索回数の変化」「検索エンジンの変化」「検索結果の変化」です。どれも音声検索で自社のサイトを上位表示させるためには大切な項目となるので、しっかりとチェックしておきましょう。

音声検索による検索キーワードの変化

音声検索は会話口調の文で検索される割合が多くなります。そのため、ユーザーが検索するキーワードも変化することは避けられません。

今までは2語~3語の複合キーワードで検索をかけるのが一般的でした。「ダイエット 痩せる 方法」のようなイメージです。
しかし、音声検索では「ダイエットで痩せる方法を教えて」「簡単に痩せられる方法を教えて」「効果的なダイエット方法はなに」のような会話口調の文になります。
同じ情報が知りたくてもキーワードは同じではありません。

音声検索なら、会話口調のアバウトな質問でも理解することが可能です。そのため、キーワード自体の質も下がることが予想されます。
例えば「たくさん食べても痩せるダイエットの方法を教えて」といった、ふんわりとした要望でも音声検索は読み取ります。「ダイエット 痩せる 方法」という検索に比べ、キーワードの質は下がっているでしょう。
SEO対策する際もキーワード自体が変わっていること、キーワードの質が下がることも注意しなければいけません。

音声検索による検索回数の変化

音声検索が普及することによって検索回数は「増える」と予想できます。検索が今よりもずっと簡単なものになるためです。
テキスト検索の場合は、ブラウザを立ち上げて検索ボックスにキーワードを入力する必要がありました。ですが、音声入力の場合はその必要はありません。端末に向かって話しかけるだけで検索することができます。

スマートスピーカーが普及したことにより、検索されるシーンも増えました。料理をしながら検索することも可能です。トレーニングをしながら検索をすることも難しくありません。
検索自体がより手間がかからなくなったことにより、検索の回数は今よりも増えると予想できるでしょう。

音声検索による検索エンジンの変化

現在、検索エンジンシェアの9割以上はGoogleが握っており、検索エンジンへの対応=Googleへの対応です。
しかし、音声検索の普及によりマイクロソフトが提供する「Bing」の割合が増えることが予想されます。
なぜBingの割合が多くなるかというと、2019年現在、ほとんどのスマートスピーカーの検索エンジンがBingだからです。
Amazon echoやappleのSIRIでさえも、Bingをメインの検索エンジンとして採用しています。Google HomeのみがGoogleを検索エンジンとしている状況です。
そのため、スマートスピーカーを使う人が増えるにつれてBingの割合が増えるため、Bingの仕組みを理解しておく必要があります。
ただし、今の状況がずっと続くとは限りません。今後、Googleの検索エンジンを搭載したスマートスピーカーが増える可能性もあるため、各社の動向に注意する必要があります。

検索結果の変化

テキスト検索の場合、検索結果の1ページ目、つまり10位以内に入れるかどうかで流入数が大きく変わりました。しかし、音声検索の場合は検索結果1位~3位に入ることが大切になります。
スマートスピーカーで検索した場合、基本的には検索上位のサイトから順に読み上げられます。何件も読みあげられるのをずっと聞いているのはストレスです。3位以下に表示されてもユーザーの耳に入ることはあまり期待できないでしょう。
リスティング広告も、2019年現在は音声結果には対応していません。そのため、SEO対策を駆使して上位に表示させる必要があります。

音声検索のSEO対策で注意するべき3つのこと

音声検索の普及により検索の変化は必ず起きます。上位表示させるためのSEO対策も、テキスト検索と同じ方法が通用するとは限りません。
では、今後はどのようなことに注意してSEO対策を行えばいいのでしょうか。

ここからは「音声検索のSEO対策で注意するべき3つのこと」を紹介します。
自分のサイトやブログを伸ばしていきたい、アクセス数を維持したいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。

会話口調に合わせたキーワード選定

音声検索では会話口調の検索がメインとなります。単体のキーワードで狙うのではなく、いくつかの複合キーワードを使った文を意識してください。
会話口調によってキーワードの質は下がり、量は増えます。検索者がどのような文で検索をするかを考えてキーワード選定を行いましょう。
なかでも、会話口調はテキストに比べて長く、キーワードも増えるため、検索ボリュームの小さいロングテールキーワードの重要度が上がります。

ページの表示速度を意識する

BacklinkoがGoogle Homeをもとに行った調査によると、音声検索の検索結果にはページの表示速度が関係しているとの結果が出ています。通常のテキスト検索でも同様ですが、音声検索でも表示速度が速いほどSEOに有利ということです。

では、表示速度を上げるためには何が必要なのでしょうか。これもテキスト検索での対策と同じく、「サイトを軽くすること」や「適切なサーバーを利用する」ことです。
画像サイズの縮小や、いらないリソースをなくしてサイトを軽くするといいでしょう。

テキスト検索で上位表示させる

テキスト検索で上位表示させることも、もちろん音声検索のSEOには有効です。同じくBacklinkoの調査によると音声検索で上位のサイトの約75%が、テキスト検索の上位3位以内に入っていたとの結果がでています。
すでに述べたように、テキスト検索と音声検索には多くの違いがあります。しかし、「ユーザーに価値のある情報を届ける」という検索エンジンの役割は変わりません

まとめ

今回は、普及が広がるスマートスピーカーと、音声検索におけるSEOについて紹介しました。

スマートスピーカーの普及を引き金に、音声検索の割合は今後より増えていくことが予想されます。
長期的にユーザーに情報を届け続けるには、今のうちからテキスト検索との違いをしっかりと理解しSEO対策を行うことが大切です。

音声検索のSEO対策は不確実な部分が多く、まだまだ未熟な業界です。だからこそ、サイトを運営されている方はぜひ今回ご紹介した内容を参考に取り組み、競合から一歩先んじてください。