【SEO対策決定版】第4回-オンページSEO(内部対策)のキーワード選定方法

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【SEO対策決定版】第4回-オンページSEO(内部対策)のキーワード選定方法
    第1回:SEOとは|Googleの理念を基に真のSEOとは何かを理解する
    第2回:SEOの3つの柱|テクニカル・オンページ・オフページSEO
    第3回:サイト運営者なら知っておきたい!metaタグを理解しよう
    第4回:オンページSEO(内部対策)のキーワード選定方法
    第5回:SEOライティングの基礎|タイトルとディスクリプション・コンテンツライティング
    第6回:SEOの内部対策vs外部対策
    第7回:SEO対策に必要なツール
    第8回:Googleアナリティクスで確認する指標
    第9回:今後のSEO

先月より開始をした【SEO対策大全-検索からの集客力を高める方法】シリーズ。第4回目のテーマはオンページSEO、つまり内部対策におけるキーワード選定方法について解説します。
キーワードの適切な選定方法は、SEOを制覇する上でカギとなる部分です。是非ここでモノにしておきましょう。

この記事では

  • Googleキーワードプランナー
  • Googleサーチコンソール

というSEO対策に欠かせない2つのツールを紹介します。キーワード選定とその後のキーワード順位チェックに欠かせないツールなので、要チェックです。
さらにそれらを使って適切なキーワードを見つける方法、見つけたキーワードの検索意図を満たすコンテンツの作成方法も紹介します。

SEO内部対策のキーワード選定とは

SEO対策におけるキーワード選定
キーワード選定とは、作成するページやコンテンツの元となるキーワードを決めることです。SEO対策におけるキーワード選定は、読者が検索エンジン上で検索するであろう単語とその組み合わせを選定します。

簡単にいうと、ユーザーが「SEO やり方」と検索した際に上位に自分の作成したコンテンツを表示させるためには、「SEO やり方」というキーワードを意識し、最適化させながらコンテンツを作成していく必要があるということです。
ここで全く検索されないキーワードを選んでしまったり、キーワードの検索意図と異なるコンテンツを作ってしまっては集客に繋げることができません。

キーワードを上手にそして賢く選ぶことで、検索からの集客数を増やすことが可能になります。

ビッグキーワード、ミドルキーワード、ロングテールキーワード

キーワード選定をする前にまず頭に入れていくおくべきなのが

  • ビッグキーワード
  • ミドルキーワード
  • ロングテールキーワード

と呼ばれる3つのキーワードの種類です。

キーワード選定の基礎となる部分なのでしっかり押さえておきましょう。

ビッグキーワード、ミドルキーワード、ロングテールキーワードの関係性

ビッグキーワード、ミドルキーワード、ロングテールキーワードの関係性。ビッグキーワードは検索数が多いが競合も多く、対象となるキーワードは少ない。ロングテールキーワードは検索数が少ないが、対象となるキーワードが多く競合が少ない

ビッグキーワード

ビッグキーワードとは、多くのユーザーに検索されるキーワードで、「映画」「音楽」「マンガ」など1単語であることが多いです。

検索ボリュームは月間1万以上くらいがビッグキーワード目安になり、検索ボリュームが多い分競合も多いキーワードです。そのため、新規のサイトでビッグキーワードで上位を取るのはなかなか難易度が高くなります。

    ビッグキーワードの特徴…検索ボリュームが多く上位化できると多くの集客に繋がる。しかし競合が多く上位化の難易度が高い。また月間検索ボリュームが1万を超えるキーワードの数はかぎられる。

ミドルキーワード

ミドルキーワードとは、単語を2つほど組み合わせて作られたキーワードで、月間検索ボリューム1000〜1万くらいが目安のキーワードです。

「映画 おすすめ」「音楽 人気」などはミドルキーワードといえます。

ミドルキーワードはビッグキーワードほど競合多くないですが、上位表示させることができればサイト全体のアクセスを稼いでくれるページになります。

    スモールキーワードの特徴…ビッグキーワードよりは少ないもののある程度の検索ボリュームがあるため、上位化の効果が大きい。競合もビッグキーワードよりは少ないため難易度は下がる。

ロングテールキーワード

ロングテールキーワードは3単語以上を組み合わせたキーワードです。月間検索数の目安は1000以下。
スモールキーワードやニッチキーワードとも呼ばれます。

「邦画 今年 おすすめ」や「SEO やり方 簡単」などはロングテールキーワードです。

単語数が多いため、ユーザーの検索意図が明確であるのもロングテールキーワードの特徴で、少ないユーザーに対してピンポイントに情報を届けることからニッチなキーワードでもあります。

    ロングテールキーワードの特徴…検索ボリュームは少ないものの競合も少ないため上位化が狙いやすいキーワード。キーワードの種類は非常に多く、検索意図も具体的なためユーザーニーズを満たすコンテンツを作成しやすい。

オンページSEO対策のためのキーワード選定ツール

キーワード選定でよく使用されるのが、Googleのキーワードプランナーです。
Google公式のツールで、無料で使えるためSEO業界でも最も使われているキーワード選定ツールです。
サイトのテーマになるキーワードから関連性のあるキーワードを見つけることができます。

Googleキーワードプランナーの使い方

まず、自分のGoogleのアカウントからキーワードプランナーにログインします。
Googleキーワードプランナーは本来、Google広告に出稿する際に使うツールなのですが、無料で一部の機能を使用することができます。

ログインをしたら、「新しいキーワードを見つける」からサイトやページのテーマとしたいキーワードや、コンバージョンさせたいキーワードでSEO対策をしたいものを入力します。

Googleキーワードプランナー「新しいキーワードを見つける」

Googleキーワードプランナー「新しいキーワードを見つける」

すると、関連性の高いキーワードが一覧で表示されます。

月間検索ボリューム数は10~100、100~1000、1000~1万と、ざっくりとしか出ませんが、指標としては十分使うことができます。

競合性は、低・中・高で表示され、ライバルが多く上位表示が難しいものは「高」と表示がされます。

Googleキーワードプランナー_サイト内のキーワードcheck
こちらはGrabのある記事をテーマにキーワード選定を行った結果です。Grabはそもそもテーマが「Webマーケティング」とニッチなため、対象キーワードもほとんどがロングテールキーワードです。

こうしたデータをエクセルにエクスポートすることもできるので、キーワード整理をするのに便利です。整理ができたら、これを元にコンテンツ作成を行っていくことになります。
マインドマップなどを用いて可視化しながらカテゴリ分けをするのも良いでしょう。

Googleキーワードプランナー以外にもgoodkeywordやキーワードファインダー、Ubersuggestなどを使用してキーワード選定をすることが可能です。

キーワードの整理方法とコンテンツ作成の進め方

キーワードをエクスポートしてソートしていく際に、「SEO やり方」「SEO 方法」というものがある場合には一括りにまとめる方が良いです。
その際、「やり方」と「方法」のどちらをキーワードとして採用するかは、検索ボリューム数の多い方を選べばOKです。

Googleの特徴として、同じキーワードで被ったコンテンツを複数作成してしまうと、順位を下げられてしまったり、ドメインの評価が落ちる場合があります。キーワード整理はしっかりとしておきましょう。

検索意図や作成するコンテンツの内容がほとんど同じであるキーワード(「SEO やり方」「SEO 方法」はどちらでもユーザーは同じ検索意図を持ち、それにこたえるコンテンツも同じ)をまとめながら、キーワードの検索ボリューム順に並べるのがおすすめです。

キーワード整理をすると、ビッグキーワード〜ロングテールキーワードの順に並ぶかと思います。

サイトを始めたばかりで、ドメインの力がまだ弱い場合には、競合の少ないロングテールキーワードやミドルキーワードからコンテンツ作成に挑戦することをおすすめします。
ここでユーザーが検索する内容にしっかりと当てはまる内容のコンテンツを作成していけば、上位表示を狙えるようになります。

ビッグキーワードで上位化は不可能?

競合の多いビッグキーワードで上位を取ることは不可能なのでしょうか。
難しいというのは事実ですが、決して不可能ではありません。

前述したように、ドメインパワーがまだついていない若いサイトでは、ミドルキーワードやロングテールキーワードよりコツコツと検索上位圏内を目指し、アクセスを集め、ドメインパワーを上げていくことが望ましいです。

※ドメインパワー…ドメインの年齢や引用数など、サイト全体が持つ影響力。サイト全体で1万件の被リンクがあるサイトと10件の被リンクしかないサイトが同じコンテンツを公開しても、1万件の被リンクがあるサイトのほうが上位化されやすい。

そして、ミドルキーワード、ロングテールキーワードで上位化した記事を生かして、ビッグキーワードの記事をあげるという方法があります。

ビッグキーワードで記事を書く際には、そのキーワード全体のまとめと捉えると良いです。「SEO」のキーワードで上位表示させたいのであれば、その記事内に「SEOとは」「SEO やり方」「SEO 無料 ツール」などのトピックを入れて、それぞれに対して派生した記事の内部リンクを貼っていきます。

逆も然りで、ロングテールやミドルキーワード書いた記事に、上位表示をさせたいビッグキーワード記事のリンクも必ず貼っておきましょう。

内部リンクもSEO対策における大切なアルゴリズムになります。
※内部リンク対策についてはpart6にて紹介予定

Googleサーチコンソールを使った定期的な検索順位チェックも忘れずに

キーワード選定をし、コンテンツや記事を作成してそのまま放置してしまっていてはもったいないです。
狙ったキーワードでしっかりと検索上位を取れているのかを確認するのには、Googleサーチコンソールが役立ちます。

コンテンツを投下してすぐには上がってこないので、1週間経ったあたりで様子見をしてみるといいです。

Googleのサーチコンソールを使用して、

  • どんなキーワードからサイトへの流入があるか
  • キーワード順位の変遷
  • クリック率

などをしっかりと分析しておきましょう。

この際に

  • 1〜3位(上位)
  • 4〜10位(1ページ目)
  • 11位以下(2ページ目以降)
  • 圏外

とグループ分けしてそれぞれ対策を取ると尚良しです。

すでに上位化されているキーワードと、ギリギリ1ページ目に表示されているキーワード、数十位をうろうろしているキーワードでは必要な対策が異なります。

1〜3位(上位)のSEO対策

狙い通りのキーワードで1〜3位に入れれば合格です。
下手にいじって1ページ目から飛ばされてしまうなんてリスクもあるので、3位以下にならない限りは手をつけないほうが良さそうです。

コンテンツをいじらずに、内部リンクや被リンク対策をすることをおすすめします。
ただし、Googleの検索アルゴリズムアップデートや新しい競合コンテンツの登場など、順位が変動する要因はいろいろあります。上位化できていても定期的な確認は行っておきましょう。

4〜10位(1ページ目)のSEO対策

4〜10位のキーワードは上位を狙えるポテンシャルが十分にあります。

h1、h2など見出しタグの最適化や、そのキーワードで上位に表示されているコンテンツと見比べて過不足がないかを確認しましょう。

せっかく1ページ目にあるということは、あと少しで3位以内に入れるということです。同じ1ページでも1位と10位ではクリック率が全く違います。少し手を加えるだけで3位以内に入れることもあるので、小さな改善を行いましょう。

検索順位 クリック率
1位 21.12%
2位 10.65%
3位 7.57%
4位 4.66%
5位 3.42%
6位 2.56%
7位 2.69%
8位 1.74%
9位 1.74%
10位 1.64%

データ引用:https://www.internetmarketingninjas.com/additional-resources/google-ctr-white-paper.htm

1ページ目に表示されていれば、ドメインパワーにも影響します。1ページ目に表示される良質なコンテンツをコンスタントに投下していくことでドメインパワーがつき、サイト全体の順位底上げにつながります。

11位以下(2ページ目以降)のSEO対策

11位以下の場合は、10位以上のまず1ページ目に食い込むことを目標としてください。

第1回目の記事「SEOの目的と必要性」の部分でも紹介した通り、1ページ目の10位だと1.64%のユーザーにしかクリックされません。
つまり11位以下になるとクリック率はそれ以下で、検索エンジンからの集客がほぼ見込めないということになります。

自然検索での集客を増やすには、10位以上に入ることがとても大切です。

11位以下の場合は

  • キーワードの見直し
  • タイトルの見直し
  • サイト内に重複した内容はないか
  • 見出しタグ(h2)の見直し
  • コンテンツのボリュームは十分か?

などを行なってみてください。

サイトがまだ若いという場合は、こちらもドメインパワーが上がれば順位アップするということもあるので、気長に待つのも大切です。

圏外キーワードのSEO対策

サーチコンソール上で順位がついていない場合は検索圏外になっています。

この場合にチェックすべきことは

  • Googleにindexされているか
  • コピペなど違反コンテンツになっていないか

です。

Googleにindexされていないという場合は、URL検査(旧Googleサーチコンソールでは「fetch as Google」)を使用して、ページのインデックス申請を行いましょう。

順位がついていたのに検索圏外に飛ばされてしまった場合は、Google側が違反コンテンツであるとみなした可能性があります。コピペがないか、Googleのポリシーに違反する不適切なコンテンンツではないかなどを確認しましょう。

サイトを運営してから3ヶ月以上経っていて、対策をしても圏内に戻らないという場合、逆にインデックスを外すことも検討しましょう。質のいいコンテンツがドメインパワーに繋がり、サイト全体の上位化に繋がるように、質の低いコンテンツはサイト全体の評価を下げてしまいます。Googleからのサイト全体への評価を下げないようにするためインデックスさせない、noindexタグを使った対策も重要です。

オンページSEO(内部対策)のキーワード選定方法まとめ

第4回目はオンページSEO・キーワード選定について紹介しました。

キーワード選定はSEOのカギとなる非常に大切な部分です。基本を理解したら、実践をしながらコツを掴んでいくと良いでしょう。

次回は、SEOライター必見、SEO効果のあるタイトルとリード文の書き方について紹介していきます。次の記事をぜひお楽しみに。

当記事は「Misaki Hoshi」からの寄稿記事です

ライター:Misaki Hoshi
海外IT企業にて月間400万PVのサイトの編集長や20サイト以上の運営を務め、社内SEO教育も行う。現在は退社し、独立。SEOのコンサルタント業や、自身の開催するオンラインライター講座でSEOライティングを教える。人生のヒントやメンタルヘルスへの理解向上を目指すLIFEカタログ(https://life-catalog.com)を運営。
ブログ:https://misakihoshi.com/
【無料】ライター講座:https://misakihoshi.com/writer-academy/
Twitter:https://twitter.com/misakitokyo
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    第1回:SEOとは|Googleの理念を基に真のSEOとは何かを理解する
    第2回:SEOの3つの柱|テクニカル・オンページ・オフページSEO
    第3回:サイト運営者なら知っておきたい!metaタグを理解しよう
    第4回:オンページSEO(内部対策)のキーワード選定方法
    第5回:SEOライティングの基礎|タイトルとディスクリプション・コンテンツライティング
    第6回:SEOの内部対策vs外部対策
    第7回:SEO対策に必要なツール
    第8回:Googleアナリティクスで確認する指標
    第9回:今後のSEO