マーケティング

2019/03/13 Googleコアアルゴリズムアップデートは「ドメインパワー」が評価傾向に

2019/03/13 Googleコアアルゴリズムアップデートは「ドメインパワー」が評価傾向に

2019年3月13日、Googleの検索エンジンのコアアルゴリズムのアップデートが行われました。

こちらはGoogleの公式Twitterアカウントでアナウンスされました。

Googleのアップデートは、コアアルゴリズムのアップデートが行われた後、マイナーアップデートで数週間かけて調整行い、検索順位が安定していきます。
Googleはどういったアップデートを施したか発表することはほとんどないため、SEO関係者はアップデートの後、様々なWebサイトの検索順位を計測し、どういったWebサイトの順位が変動しているかから、アップデート内容を推察します。

今回のアップデートに対しても、Googleの発表から半月ほどが経ち、株式会社アクセスジャパンがアップデートの推察内容を発表しました。

今回は、Googleのコアアルゴリズムのアップデート内容と、その影響について、現在推察されているものをご紹介します。

Googleのコアアルゴリズムのアップデートに対しサイト運営者はどう対応すべきか

まず始めに、Googleコアアルゴリズムのアップデートについて、Webサイト運営者の対応は不要です。
Googleもアップデートに対してアナウンスはするものの、Google自身が「アルゴリズムは追うな」とコメントしています。

結論から言うと、今回のアップデートで「ドメインパワー」が重要視されるようになったと考えられています。

しかし、Webサイト運営者はそれに対して何ができるでしょうか。
できることといえば、ドメインパワーを持ったサイトのドメインを買い取るぐらいでしょう。

ドメインパワーのあるドメインを買い取り、自社サイトのドメインに設定して、もし仮にSEO効果が上がったとして、それはユーザーにメリットがあることでしょうか?
中身が変わっていないなら、ドメインが何であれユーザーにとっての価値は何も変わりません。アルゴリズムの影響で一時的に流入が増えても、コンテンツそのものの価値がないなら、すぐに流入は元に戻るでしょう。

Googleが考えていることは「ユーザー第一」です。ユーザーに与える価値が変わっていないなら、長期的に意味はありません。
Googleが「アルゴリズムを追うな」というのは、アルゴリズムはユーザー第一を叶える方法の一つであって、アルゴリズムそのものがユーザーに価値を与えるわけではないからです。

アルゴリズムへの対応は不要。だが理解は必要

とはいえ、自社サイトのSEOに影響があり流入に増減が出たのであれば、なぜそうなったのかを知っておくことは重要です。
もしも別の施策を同時に行っていた場合、流入の増減がアルゴリズムアップデートによるものなのか、施策によるものなのかを判断する必要があるためです。

例えば、Grabはコンテンツに対して、常に複数のキーワードで順位を計測し、SEO状況を把握しています。
ここ1月ほどで、過去記事のリライトやコンテンツ追加などを行いましたが、順位が向上して流入が増えたものもあれば、施策を行った後、順位が低下したものもあります。
この時、施策内容に問題があったと考えていましたが、Googleコアアルゴリズムのアップデートの内容を知ると、必ずしもそうとは言えないことに気づきました。

アルゴリズムのアップデートによって戦略や考え方を変える基本的に必要ありません。
しかし、このようにアップデートの内容を知らないと、行った施策を正確に判断することができなくなります。

これからアップデート内容や影響について紹介しますが、それに対応する必要はありません。

2019年3月13日のアップデートは「ドメインパワー」の評価傾向が変更

「パワーランクチェックツール β版」というドメインパワーの調査ツールを提供する株式会社アクセスジャパンは、Googleのコアアルゴリズムのアップデート前後のパワーランク(ドメインパワーの指標)を調査しました。
合計1200件のドメイン(12キーワード・上位100件)を調査した結果、次のような傾向があったと発表しました。

  • 検索順位とパワーランクの相関がやや強くなった
  • ミドル・スモールキーワードにおける検索上位10件の「パワーランク相場(パワーランクの平均)」が高くなった

この結果から、株式会社アクセスジャパンは、今回のコアアルゴリズムにより、「ドメインパワーがより評価される」と考えています。

ドメインパワーとは

ドメインパワーとは、Webサイトのドメインが持っている力を指す指標で、「ドメインオーソリティ」などと呼ばれます。

ドメインパワーを測る方法は、各SEOツールによって様々で、Googleがどう算出しているかもわかりません。

ただし、一般的には次の3つがドメインパワーにおいて重要といわれています。

  • そのドメインの運用期間
  • そのドメインに属するコンテンツ数
  • そのドメインに対する上質な被リンク

そのほかにもアクセス数なども影響すると考えられています。
つまり、一般的には昔から運用しており、コンテンツ数が非常に多いWebサイトで、様々なサイトが引用元や参考に使っている場合、ドメインパワーが強いといえます。
逆に、新しいWebサイトでコンテンツ数も少なく、引用もまだあまりされていない場合、ドメインパワーが弱いといえます。

ドメインパワーを上げる方法

今回のアップデートにより、ドメインパワーが重要視されるようになったということは、昔から運営している大規模なサイトのほうが上位化しやすくなったということです。
Grabは立ち上げて1年未満のサイトなので、ドメインの運用期間もコンテンツ数も、被リンク数も、業界大手と比べるとまだまだ弱い状況です。

では、ドメインパワーを上げるにはどうすればいいでしょうか。

運用期間はどんなに頑張ってもひっくり返りません。コンテンツ数も、継続的に増やし続けるという基本的な運用以上にできることは少ないでしょう。
そこで、考えるべきは被リンクです。

以前、被リンクを得る方法についての記事を紹介していますが、ドメインパワーを上げるために積極的にできることは、上質なコンテンツを増やして被リンクを集めることです。
ドメインランクは、株式会社アクセスジャパンが提供する「パワーランクチェックツールβ版」で確認することができます。

まとめ|アルゴリズムではなくユーザーのことを考える

株式会社アクセスジャパンの調査によると、ドメインパワーが影響していると考えられますが、他にも様々な推測が行われています。

結局、アルゴリズムの全貌が明らかになることはありません。

Googleは、2018年3月13日、Twitter上で次のように投稿しました。

Each day, Google usually releases one or more changes designed to improve our results. Some are focused around specific improvements. Some are broad changes. Last week, we released a broad core algorithm update. We do these routinely several times per year.

As with any update, some sites may note drops or gains. There’s nothing wrong with pages that may now perform less well. Instead, it’s that changes to our systems are benefiting pages that were previously under-rewarded.

There’s no “fix” for pages that may perform less well other than to remain focused on building great content. Over time, it may be that your content may rise relative to other pages.

Googleは毎日、検索結果を改善するためにアップデートを行っており、全体に影響する大きな変化もあれば、特定の改善に焦点を当てたものもある。
一部のサイトでは順位が下がる可能性があるが、順位が下がることに問題はない。その代わり、これまで正当に評価されていなかったコンテンツが評価されるようになる。
優れたコンテンツを提供する以外に、Webサイトの運営者が行うことは何もない

かなり要約すると上記のような訳になります。最初にも言った通り、アルゴリズムの変更について何か対策を行う必要はありません。