Instagram新機能「リール」の活用方法

7a8733e2aaa3cc5e966e21755bc59ea1a710a057
Instagram新機能「リール」の活用方法

ビジネス活用が活発になってきたInstagram。2020年8月5日、「リール(Reels)」という機能がリリースされ、話題になっています。

TikTokに似ている、などと言われるリールですが、実際どんな機能なのでしょうか。

まだまだ未知の部分が多い新機能ですが、今回はリールの機能とビジネス活用の事例を紹介したいと思います。

Instagramに新機能【リール】が登場

2020年8月5日、Instagramに15秒の短尺動画を作成・発見できる新機能として「リール」がリリースされました。普段Instagramを利用している方ならすでに見たことがあると思います。

Instagramリール 発見タブの上部に表示される。投稿すればプロフィール画面のリールタブから自身の投稿を確認できる

Instagramリール 発見タブの上部に表示される。投稿すればプロフィール画面のリールタブから自身の投稿を確認できる

投稿すれば自分のアカウントにプロフィールタブが表示されますが、基本的には発見タブに表示されています。投稿したことがない人、発見タブをあまり使わない人は気づかないかもしれません。

一応、リール動画をストーリーズやフィードにもシェアすることができますが、まだそこまで数が多くない上、ストーリーズに投稿したリールはストーリーズと同じように24時間で消える仕様になっています。フィードにシェアされたリールも、アイコンが付きますが通常のフィード投稿と見た目はほとんど変わりません。

友達のリールが見たい場合でも、友達がリールをフィードにもシェアしてくれていたらいいですが、そうでない場合はアカウントに移動して、リールタブから見に行かないといけません。

つまり話題の新機能ですが、コンテンツの立ち位置としては意外と目立ちません。

Instagramリール立ち位置

Instagramには動画を投稿する方法が全部で4つあります。

1つはストーリーズです。Instagramユーザーの70%以上が日常的に使っており、若い世代の間ではフィード投稿よりも見ている時間が長いと言われるストーリーズ。投票機能を使ってユーザーとコミュニケーションを取ったり、ビジネス活用でも注目されています。Instagram広告でも反応率が高く、重要な広告枠です。

ストーリーズは1投稿最大15秒の動画コンテンツを投稿することができます。15秒を超える動画を分割して連続投稿することもできます。

最大の特徴は24時間で消えることです。24時間で消えることから凝った画像や動画ではなく、日常のワンシーンを切り取ったような投稿が多い印象です。

そしてIGTV。Instagramの別アプリでリリースされた動画専用サービスです。しかし、Instagram本体に同様の機能が組み込まれているので、おそらく別アプリを利用している人は少ないでしょう。

フィード投稿で60秒以上の動画を投稿しようとすると切り取って「短尺動画」として投稿するか、そのまま「長尺動画」としてIGTVに投稿するかを選ぶことができます。

シェア方法を選択

シェア方法を選択

IGTVの動画もフィード投稿と同じ位置に表示されますが、「IGTVで見る」というボタンが表示されます。これをタップすると、InstagramアプリでそのままIGTV動画として見ることができます。

最大の違いは、最長60分の動画を投稿できることに加え、早送りなどのコントロールバーが表示されることです。これにより、長いメッセージでも効果的に伝えることができます。

そして忘れてはいけないのが通常のフィード投稿です。フィード投稿にも最大60秒の動画を投稿することができます。Instagramといえば写真のイメージですが、最近はフィード投稿でも動画が多くなっています。

数年前のアップデートで、動画にもショッピングタグがつけられるようになりました。動画は写真と比べてエンゲージメント率が38%高いというデータもあり、Instagramのビジネス活用に置いて、フィードへの動画投稿は非常に有効です。

そして今回の本題のリールですが、最長15秒の動画を投稿できます。これだけ聞くとストーリーズと同じに思えますが、いくつか違いがあります。

まず、リールの投稿はストーリーズのように24時間経っても消えません。ストーリーズはホーム画面上部に表示されますが、リールが表示されるのはリールタブ、発見タブです。

そして最大の違いが編集機能です。24時間で消えるストーリーズは比較的簡単な動画が多いですが、リールにはBGM、エフェクト、再生速度などいろいろな編集機能が用意されています。

TikTokを利用している人なら、機能や投稿されている動画がTikTokに似ていることに気づくかもしれません。実際、TikTokへの対抗機能としてリリースされたと言われていますし、TikTokの動画をリールにシェアするユーザーも数多くいます。

Instagramの他の動画投稿機能と並べると、リールの立ち位置が非常にニッチであることがわかります。

凝った動画、長い動画であればIGTVやフィード投稿が適しています。気軽なショートムービーであればストーリーズで十分です。リールはその中間地点、「そこそこ凝ったショートムービー」を投稿する場という立ち位置です。

一見するとニッチですが、Instagramユーザーにとっては「ストーリーズに飽きた。消えてしまうのはもったいない。もっと面白い投稿がしたい。でもIGTVほど凝った長い動画は作れない。」というニーズを満たしてくれるちょうどいい機能です。

ストーリーズも「インスタ映えを狙うのはしんどい。もっと気軽に投稿したい。」というニーズに応える形でリリースされ、Instagramで重要な地位を占めるようになりました。リールも同じように、ユーザーニーズに「ちょうどいい」価値を与え、今後の主流になるかもしれません。

Instagramリールの使い方

では、Instagramリールの使い方を見ていきましょう。現在、リールはショッピングタグを付けたり、広告を出したりといったビジネス向けの機能は用意されていません。しかし近い将来、広告やショッピング機能が追加される可能性は非常に高いでしょう。

投稿編

Instagramリールの投稿方法 ストーリーズを投稿する画面からリールに切り替えることもできる。

Instagramリールの投稿方法 ストーリーズを投稿する画面からリールに切り替えることもできる。

リールを選択し、リール作成画面に切り替えます。画面下の撮影ボタンを押すと撮影され、左側のメニューからBGMや速度、エフェクトなどを設定します。タイマーを設定すれば、撮影する動画の長さを予め決めることもできます。

また、撮影した素材を複数重ね合わせたり、ユニークな編集機能が用意されています。

ちなみに、ストーリーズでは画像を投稿することもできますが、リールでは動画しか使うことができません。

しかし、こうした機能は日々アップデートされるので、将来的には画像やテキストも使えるようになるかもしれません。

撮影が完了したら画面右下の矢印マークを押して確認。問題なければ投稿画面に移ります。

一度投稿すると、キャプション以外は変更できなくなるので、確認しておきましょう。

Instagramリールの投稿方法 フィードに同時投稿することもできる。

投稿画面ではフィード投稿やIGTV投稿と同じく、キャプションを入力します。「フィードにもシェア」という項目があるのでオンにしておけば同時にフィードにも投稿されます。

創った動画を「ストーリーズ」への投稿に使うこともできます。ただしこの時はストーリーズとして投稿され、リールには残りません。

リールとして投稿すれば、プロフィールのリールタブに表示されます。フィードにもシェアしておけば、プロフィールの投稿タブやタイムラインにも表示されます。

リアクション編

通常のフィード投稿であれば、いいね・コメント・シェア・保存ができます。ストーリーズであれば、メッセージを送る・シェアがあります。

現在、リールに用意されているリアクションは「いいね」「コメント」「シェア」の3種類で、IGTVのリアクションと同じです。

見た目や立ち位置はストーリーズに近いですが、コミュニケーションの方法としてはむしろIGTVに近い印象です。例えば、ストーリーズでは閲覧者の足跡が残りますが、リールはIGTVと同じく残りません。ストーリーズでは絵文字やアイコンなどでリアクションができますが、リールではテキストでのコメントがメインのようです。

ただしIGTVやフィード投稿の動画は再生数が表示されるのに対し、リールでは表示されません。いいねやコメントの数はリールでも確認できます。

リールがインスタグラムに与える影響

今回はInstagramに登場したリールの機能を紹介しました。

最後に、リールによってInstagramの利用がどう変わるかと、ビジネス活用のチャンスを考えてみましょう。

まず、ストーリーズが登場した時のことを考えてみましょう。ストーリーズ登場以前、Instagramはおしゃれな投稿がメインで、流行が生まれる場として注目を集めていました。2017年には「インスタ映え」が流行語大賞になりましたが、同時に「インスタ疲れ」も話題となりました。

ストーリーズが登場したのはその少し前、2016年です。24時間で消える、15秒しかないことから「映え」ではなく、日常のワンシーンを切り取った気軽な投稿が活発になりました。デイリーアクティブユーザーの70%がストーリーズを利用しており、見ただけで足跡が残るため、友達のストーリーズに足跡を付けることが気軽なコミュニケーションの1つになっています。

その影響はInstagram全体に波及し、2018年には「チル」という言葉が流行語大賞にノミネートされました。「チル」は「ゆったりした、リラックスした状態」を表す言葉です。最近は通常投稿でも頑張って「映え」を狙うより、自然体の「チル」を意識することが多いようです。

このように、Instagramはストーリーズによって利用傾向が大きく変わりました。リールでどのように変化するかはわかりませんが、同じようにInstagram全体を大きく変える可能性があります。

編集機能が豊富で、今後機能追加もされるでしょうから、より「ユニーク」が意識されるようになるかもしれません。そうなると、Instagramで受け入れられる投稿も他にはないユニークなものに変わっていくかもしれません。

そしてビジネス活用でのチャンスです。大きく2つのチャンスがあります。

1つはファンの獲得。リールは発見タブに大きく表示されます。もしここに載ることができたら、莫大なリーチが期待できます。どういったリール動画が表示されやすいのかはまだわかりませんが、徐々に明らかになってくるでしょう。また、リールは発見タブとその関連から見られることが多いので、フォロワー以外の人に見られるチャンスも多くあります。

すでにリールを積極的に活用しているビジネスアカウントがいくつもあります。

※※※※

リールのビジネス活用事例。

 

この投稿をInstagramで見る

 

挟むだけじゃない💡100均ゼムクリップの活用法🌟 . 💗Check👉 @cchannel_artandstudy 🎶 💗Follow me👉 @cchannel_girls 🎵 . 身近でよく見かけるゼムクリップ。 最近では100円ショップで可愛いカラーのものも多くありますね! でもこれ、書類を挟む以外にもいっぱい使い道があるんです! . ■pattern1 スマホスタンド 【必要なもの】 ・ペンチ(手でも曲げることは可能です) . 【手順】 1)クリップをV字に広げる 2)長い方の先端を上に向かって曲げる . ■pattern2 イヤリング・ピアス用ハンガー 【必要なもの】 ・ペンチ(手でも曲げることは可能です) ・ニッパー . 【手順】 1)クリップの両端を持って、上に向かって広げる 2)長い方の真ん中あたりを曲げてフック部分を作る 3)余分なところを切る 4)もう片方を巻きつけるように曲げる . ■pattern3 ハートクリップ 【必要なもの】 ・ペンチ(手でも曲げることは可能です) . 【手順】 1)クリップの外側、真ん中部分で折り曲げる . ■pattern4 フック 【必要なもの】 ・ペンチ(手でも曲げることは可能です) . 【手順】 1)曲がっている部分を2箇所外側に開く 2)真ん中の部分を上に向かって曲げる . 好みのカラーでゼムクリップを可愛く活用してみましょう☆ . . #ライフハック#日々のこと#ナチュラルに暮らす#シンプルライフ#100均#プチプラ#100均グッズ#クリップ#文房具#文房具大好き#文房具沼#アクセサリー#収納#収納DIY#DIY女子#ハンドメイド女子#アクセサリー収納#アクセ集め#スマホスタンド#スマホDIY#マイルーム#私の部屋#ゼムクリップ#裏技#ズボラ女子#ママスタグラム#ズボラ主婦#可愛い部屋#整理整頓#100均パトロール

C CHANNEL-ヘアアレンジ.メイク.DIY動画(@cchannel_girls)がシェアした投稿 –

 

この投稿をInstagramで見る

 

LOWRYS FARM(ローリーズファーム)(@lowrysfarm_official)がシェアした投稿

 

この投稿をInstagramで見る

 

初リール📽

ななや京都三条店「公式」(@nanaya_kyoto)がシェアした投稿 –


※※※※

もう1つは広告です。現在、リールは広告に対応していません。しかし、2016年8月にリリースされたストーリーズで広告配信が始まったのは2017年3月です。そして現在、Instagram広告のインプレッションの大半はストーリーズで発生しています。

同じように、リールもこれから機能改善を繰り返し、ゆくゆくは広告配信が可能になるでしょう。これまで紹介したように、ストーリーズとリールは投稿されるコンテンツの質が異なります。当然、そこで反応がいい広告も違ったものになるでしょう。

Instagram新機能「リール」のまとめ

・15秒の短尺動画で凝った編集ができる

・ストーリーズ、フィード動画とは違った立ち位置である

・ストーリーズが登場した時のように、Instagramの方向性を大きく変える可能性がある

・今後機能の追加が進めば、ビジネス活用のチャンスも大きい

という状態です。

将来、リール広告がリリースされた時、どういう動画がリールで受けるのかを知っていれば大きなアドバンテージになります。

まずはリールをファン獲得のために投稿してみてはどうでしょうか。