コンテンツSEOを成功させる6つのポイント|初心者向け

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コンテンツSEOを成功させる6つのポイント|初心者向け

今回はコンテンツSEOで成功するポイントを紹介します。SNSが普及した今も、検索エンジンを使って情報収集する人は数多くいます。あえて言うまでもありませんが、SEO対策はWebマーケティングの長年のテーマであり、多くのWeb担当者が日々頭を悩ませている課題です。
ユーザーは何らかのニーズをもって検索します。そのため、SEO対策によって獲得したアクセスは他の経路からのアクセスより質が高く、自社の有効な見込み顧客となる可能性が高いのです。特に最近は安定して長期的な集客が可能なSEO対策に再び注目が集まっており、コンテンツマーケティングに取り組む企業も増えてきました。
SEO対策で重要なことは、コンテンツSEOを行うことです。外部SEO対策やテクニカルSEO対策といった手法も存在しますが、長期的に安定した成果を得るうえであまり有効ではありません。ユーザーの役に立つコンテンツを用意し、そこから公式サイトやサービスサイトへ誘導し、販売促進につなげていきます。

今回は検索エンジンの仕組みを理解し、コンテンツSEOを成功させるポイントを見ていきましょう。

コンテンツSEOの成功ポイント① 検索の仕組みを理解する

コンテンツSEOの成功ポイント① 検索の仕組みを理解する

ブラウザと検索サービス、検索エンジンの違い

SEO対策の話に入る前に、「検索」の仕組みを考えてみましょう。
検索とは、検索サービスを使って求める情報に行きつくことです。普段意識することはありませんが、私たちはブラウザやアプリといったソフトウェアで検索サービスにアクセスし、検索します。検索した際、検索エンジンが持つ様々な定義に従って、検索結果が表示されます。
言葉の定義が意外と複雑ですが、SEO対策に取り組むうえで理解しておいた方が良いでしょう。「ブラウザ」「検索サービス」「検索エンジン」はそれぞれ違うものです。ブラウザとは、Webサービスを利用するためのアプリケーションのことで、「Google Chrome」「Safari」「firefox」「Microsoft Edge」などがあります。
検索サービスとは、検索エンジンを利用するためのもので、「Google」「Yahoo!Japan」「Bing」などです。検索エンジンとは、検索サービスに情報を提供する仕組みで、日本では「Google」が大半を占めます。
ブラウザや検索サービスは個々人の趣向によりいろいろなものが使われていますが、検索エンジンはGoogleが1強というのが実情です。Yahoo!も独自の検索エンジンを持っていますが、肝心のアルゴリズムはGoogleからライセンス提供を受けています。

SEO対策は日本語で「検索エンジン最適化」なので、キモは検索エンジンです。SEO対策=Google対策と言われていますが、それは大半の検索サービスでGoogleの検索エンジンが採用されているからです。
検索エンジンはクローラーという仕組みで世の中のWebサイトの情報を見て回り、内容を把握します。そして、検索エンジンはクローラーが収集した情報をもとに、検索キーワードに対して最適な検索結果を生成します。

検索エンジンがどのようにWebサイトの情報を見て、どういった要因でランク付けしているか、明確な基準は明らかにされていません。しかし、次のような記事からヒントを得ることができます。

「質の高いコンテンツ」とは?4つの検索意図から考えるコンテンツ企画
【決定版】SEO対策大全-検索からの集客力を高める方法
【今日から始めるSEO対策】SEO対策の全体像と基本理念~全52ページ

コンテンツSEOの成功ポイント② SEO対策はリサーチから始める

コンテンツSEOの成功ポイント② SEO対策はリサーチから始める

SEO対策はリサーチから始まります。ここでいうリサーチとは、人々がどんな意図をもって、どんなキーワードで検索し、どんな情報にアクセスしているかです。
例えば、「Google広告を始めるために、アカウントを作る方法が知りたい」という意図をもって検索されたとします。その場合のキーワードは何が考えられるでしょうか?そのキーワードで検索した際、どんなサイトが検索結果に表示されるでしょうか?ユーザーが求める情報は何でしょうか?これから作るコンテンツは、その検索結果に入り込めるでしょうか?
こうしたことを知ることが、SEO対策のリサーチです。

SEO対策のリサーチ方法は無数にあります。コンテンツから出発して、「こういうコンテンツを作りたい。このコンテンツはどんな質問に答えられるだろう?課題を解決できるだろう?」と考えてもいいですし、最近伸びている検索キーワードから出発してもいいでしょう。

コンテンツSEOの成功ポイント③ キーワード選定が必要

SEO対策は、言い換えると「ユーザーの検索意図を満たすコンテンツを作り、そのことを検索エンジンに知ってもらう」ことです。そして、ユーザーの検索意図が一番はっきり出るのが、検索キーワードです。
コンテンツを作るときは、検索キーワードを選定し、「このキーワードで検索するユーザーの意図を満たすことができるか」を考えます。

例えば、Grabにある「YouTube広告の成功事例3選|動画広告のキホンから紹介」という記事が想定する検索キーワードは「YouTube広告 事例」です。この記事は、「【YouTube広告 事例】と検索するユーザーが望んでいる情報を与える」ことを目標に作りました。
その結果、「YouTube広告 事例」で検索すると検索結果の上位に表示されています。

このようにSEO対策は、ユーザーニーズを前提に対策キーワードを決め、ふさわしいコンテンツを作ることが基本の流れになります。

TOPIC: Googleサーチコンソールで検索を解析

Googleサーチコンソールの設定方法

SEO対策はリサーチが肝心で、リサーチのキモはユーザーの検索意図と検索キーワードです。これを解析する際に活用できるツールがGoogleサーチコンソールです。Web担当になったばかり、SEO対策に取り組み始めたばかりであれば、「名前は知っているけれど何をするツールなのかはよくわからない」というのが正直な感想ではないでしょうか。
Googleサーチコンソールで何ができるか、詳しくは「【Googleサーチコンソール】SEO分析のための基本機能」という記事をご覧ください。
SEO対策ツール102選」という記事で紹介したように、SEO対策に役立つツールは無数にあります。しかし、どれか一つしか使ってはいけないなら、間違いなくサーチコンソールですし、無料とは思えないほど精度の高いデータと、SEO対策のヒントが得られます。ぜひ基本的な使い方を学んでください。

コンテンツSEOの成功ポイント④ レイアウトやサイト構造も重要

主に制作段階で注意すべき点ですが、Webサイトのレイアウトやサイト構造はSEOに大きく影響します。ここでも考えることはユーザーにとってどうであるか、です。
Googleはモバイルファーストインデックスというアップデートで、スマートフォンでの表示を評価基準に置きました。これは、スマートフォンで検索するユーザーが増えたからです。
従来、表示できるコンテンツ量やサイト遷移のしやすさから、2カラム、3カラムといったレイアウトが主流でしたが、コンテンツそのものの見やすさ、特にスマートフォンでの見やすさから1カラムのデザインが主流になってきました。
この変化も、たんにオシャレだからではありません。ユーザーにとってそれが良いことだからです。カラム数はSEO評価と基本的には関係ありません。しかし、スマートフォンで使いやすいWebサイトにすることにより、ユーザーの滞在時間などが向上すれば、SEO効果があります。
ディレクトリ構造が浅い方がSEO対策に効果的、という意見もありますが、これもGoogleが勝手に言っていることではありません。ディレクトリ構造が浅く、メニューが明確なほうが、ユーザーが求める情報を探しやすいからです。

TOPIC:情報量は多い方が良い?

検索順位と文字数の関係、SEO効果

画像:PINT! 検索順位と文字数の関係

SEO対策の大きな議論の一つに、文字数があります。
文字数が多い方が検索意図を満たす豊富な情報があると判断され、SEO効果が期待できるという意見がかなり昔からあります。実際、様々な検索キーワードで表示順位と相関性を調べたデータもあり、文字数が多い方が上位化しやすい印象があります。

しかし、これは「文字数が多いほど上位化しやすい」という相関関係ではなく、「ユーザーニーズを満たすにはある程度の文字数が必要」という事実を表しています。
例えば、「コンセンサス 意味」という検索キーワードの意図を考えてみましょう。「コンセンサス」というビジネス用語の意味を知りたいと思っています。では、ユーザーは「コンセンサスとは意見の一致、合意のことである」という説明だけで満足するでしょうか。
おそらく、使い方や使用例など、もう少し付加情報があったほうが嬉しいのではないでしょうか。
このように考えると、単純な1単語を説明するだけでも、ユーザーニーズを満たすには1000文字程度は必要です。もう少し複雑な概念やノウハウを伝えるなら、5000文字以上になるのも当たり前ではないでしょうか。

Grabには3000文字から20000文字まで様々な文字数の記事がありますが、文字数が多いほど上位化されるという印象はありません。3000文字でもユーザーが知りたいことをしっかり提示できている記事は上位化されていますし、そうでない場合は10000文字以上書いても上位化されません。

コンテンツSEOの成功ポイント⑤ 対策キーワードの使い方

記事の中でSEO対策キーワードはどの程度含めるべきでしょうか。これも様々な議論があり、一時期はキーワード含有率を調べるツールも流行りました。
これについても、明確な指針はありません。ユーザーが読みやすいように文章を書けばOKです。
しかしそれではあまりにとっかかりがないので、次の3ポイントを意識してみてください。

1.タイトルには検索キーワードを含める
2.見出しは必要であれば含める
3.こそあど言葉は適切に

まず、タイトルには検索キーワードを含めましょう。これは検索エンジンへのアピールというより、ユーザーへのアピールです。
「コンセンサス 意味」と調べたとき、「覚えておきたいビジネス用語20選」「コンセンサスの正しい意味と使い方」という記事が表示されたらどうでしょうか。おそらく後者をクリックする人が多いと思います。前者もおそらくコンセンサスの意味は書いているでしょうが、確かではありません。

続いて、見出しです。見出しは判断が難しいですが、無理に入れる必要はありません。Googleはキーワードが含まれている割合や数はそこまで重視していません。実際、そのキーワードがタイトルや見出しに一切使われていないのに上位に表示されている例もあります。

具体例を見てみましょう。「光村龍哉」と検索した際、「世間を騒がしているものに負けず音楽を届ける「彼」について」というタイトルの記事が検索結果2位に表示されています。しかし、この記事はタイトルはおろか見出しにも「光村龍哉」というキーワードが含まれていません。本文中にも一度しか出てきません。

「光村龍哉」の検索結果 タイトルにキーワードが含まれていない記事がWikipediaに次いで2番目に表示されている

「光村龍哉」の検索結果 タイトルにキーワードが含まれていない記事がWikipediaに次いで2番目に表示されている

2位に表示されている記事は、タイトルはおろか見出しにもほとんどキーワードは使われていない

2位に表示されている記事は、タイトルはおろか見出しにもほとんどキーワードは使われていない

このことからも、SEO対策においてはキーワードを含むことではなく、そのキーワードの検索意図を満たすコンテンツであることが重要だと分かります。
ささうがにタイトルには検索キーワードを入れたほうがいいと思いますが、あくまでもユーザーに「このページなら検索意図を満たせます」と伝えるためと考えましょう。

続いて、こそあど言葉です。「これ」「それ」「あれ」「どれ」に代表される指示語ですね。一時期、SEO対策においてはこそあど言葉を使うことが推奨されていました。
「SEO対策について説明します。これは本来ユーザーニーズを満たすものであり…」よりも「SEO対策について説明します。SEO対策とは本来ユーザーニーズを満たすものであり…」とした方が良いということです。
しかし、すでに説明したようにキーワードが多く含まれていれば評価が高くなるわけではありません。こそあど言葉も、ユーザーが読んで違和感がないよう適切に使いましょう。

コンテンツSEOの成功ポイント⑥ 定期的にリライトする

セミナー資料より:過去記事を少し見直し、手を加えるだけで大幅な流入改善につながることもある

セミナー資料より:過去記事を少し見直し、手を加えるだけで大幅な流入改善につながることもある

最後に、公開した記事は定期的にリライトしましょう。リライトは単に情報を追加するのでも構いません。1年前に公開した記事は、古い、間違った情報になっているかもしれません。そうした記事は積極的にリライトしましょう。
また、分析からリライトすることも効果的です。Googleサーチコンソールを使って「順位が高いのにクリック率が低い記事」「表示回数は多いが順位が低い記事」を見つけましょう。「順位が高いのにクリック率が低い記事」はタイトルやディスクリプションを少し変えるだけで大きな流入を生む可能性があります。「表示回数は多いが順位が低い記事」も、検索ニーズが大きいことが分かるので、何とか上位化できれば流入増加が狙えます。
SEO対策に正解はないので、競合となる検索結果を見て「なぜ自社の記事はクリック率多低いんだろう?」「なぜ1ページ目に表示されないんだろう」と考えてみてください。

まとめ

今回はSEO対策の考え方として、基本的なコンテンツSEOの成功ポイントを紹介しました。Grabには500本ほどの記事がありますが、大きな流入、成果につながっている記事は一部です。SEO対策はいろいろと考えて取り組んでいますが、やはり簡単にはいきません。
新たにコンテンツマーケティングに取り組んでいる方、すでに取り組んでいて課題を感じている方も「なぜこの記事が上位化されないんだろう」と悩む機会が非常に多いと思います。しかし、その悩みについてユーザー目線で考え続けることがSEO対策であるといえます。

今回紹介した内容はあくまでも初歩、SEO対策のごく一部です。より深く学びたい方は、下記コンテンツもご覧ください。