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写真のグレードが一段上がる! 9つの「写真の構図」テクニック

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【第2回】写真のグレードが一段上がる! 9つの「写真の構図」テクニック
【第3回】写真の露出とは?シャッタースピード・絞り値・ISO感度のカメラの基礎知識
【第4回】カメラ初心者必見! 一眼レフカメラのレンズ(単焦点・ズーム)の種類や特徴を解説
【第5回】ネットで写真を使用する際に注意すべき!写真の著作権について
【第6回】【PC版】写真編集・加工ソフト(フォトレタッチ)人気おすすめ10選
【第7回】屋外(野外)で人物写真(ポートレート)を綺麗に撮影するテクニック紹介
【第8回】カメラ初心者必見!撮影スキルを上げるために覚えておきたいカメラ・写真用語集
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【第10回】スマホ写真から卒業!デジタルカメラの特徴と一緒に買いたい機材・アクセサリー

業務用の写真を撮っているデザイナーや新人フォトグラファーは、常に「素人の写真と一線を画する画像」が求められます。露出やピントの技術を習得したら、次は写真の「構図」にこだわってみましょう。

構図は写真のテクニックであり、同じ被写体でも構図を工夫することで、写真の面白みが増し、まるで別物の写真に見せることができます。

本記事では写真のグレードが確実に一段上がる写真の構図テクニックについてご紹介していきます。

構図で写真の印象は大きく変わる

写真を撮る上で、「構図」は非常に重要なものです。「写真のフレーム内に被写体をどう配置するか」、「どのような大きさで撮るか」など写真で何をどう伝えたいのかがはっきりしている場合、表現の幅を広げるために写真の構図は必要不可欠なものとなります。構図ひとつで、ストレートな表現ができたり、ドラマチックな演出ができたり、表現の幅が大きく広がりより伝わる写真を撮ることができます。

構図テクニック紹介

それでは写真の構図テクニックをいくつかご紹介していきます!

二分割構図

二分割構図

撮影 小野友暉

まず最初に紹介するのが写真を二つに分割する、「二分割構図」。こちらの写真で説明していくと、街と空で二分割されているのがわかるかと思います。

二分割構図

わかりやすく線を入れてみたのがこちら。写真全体をみたときに安定感が生まれます。とてもシンプルな構図なので、カメラ初心者の方でも簡単に撮影できます。特に風景写真を撮影するのにおすすめです。水平線をしっかりととって写真の真ん中に持ってくるのがポイントです。

日の丸構図

日の丸構図

撮影 小野友暉

基本的な構図の一つである「日の丸構図」。写真のど真ん中に被写体を置いて撮影します。配置が日本の国旗のように見えることから「日の丸構図」と呼ばれています。

日の丸構図

被写体を中央に持ってくることで、パッと見の印象が強く、写真にインパクトを与えることができます。ストレートな表現をしたいときにおすすめの構図です。

もっとも基本的でカメラ初心者の方でも簡単に撮れます。中央に配置するだけなので、意識していなくても気が付いたら「日の丸構図」で撮っていたという方も多いのではないでしょうか。

三分割構図

三分割構図

撮影 小野友暉

こちらの写真は「三分割構図」で撮影しています。「三分割構図」は写真全体を縦横それぞれで3分割し、交点に被写体を配置する構図です。

三分割構図

この構図テクニックもよく使われる構図の一つです。スペースを活かして、空気感の演出ができます。「日の丸構図」を習得したら次に試してほしい構図です。

三角構図

三角構図

撮影 小野友暉

続いて、こちらの写真は「三角構図」になります。メインにしたいものを三角形で配置する構図になります。

三角構図

「三角構図」はとてもバランスの良い構図で、写真に安定感を与えてくれます。こちらも基本的な構図の一つなので、覚えておくとよいでしょう。

放射線構図

放射線構図

撮影 小野友暉

続いて、「放射線構図」になります。
「放射線構図」は写真内の1点から、複数の線が放射状に伸びていくような構図です。

放射線構図

「放射線構図」で撮影された写真は奥行き感が出るので、広がりや開放感を強調させることができます。ダイナミックな風景写真や建物の内観などを撮るのにおすすめの構図です。

曲線構図

曲線構図

撮影 小野友暉

「曲線構図」は、写真をドラマチックに演出します。写真内にS字型やC字型の曲線を作り出すことで、優美さ、穏やかさ、やわらかさを感じさせることができます。

曲線構図

また「曲線構図」は、料理写真などでもよく使われます。ただ写真の中央に料理を持ってくるだけ(日の丸構図)だとパッとしないので、料理写真ではお皿の曲線を活かした「C字型の曲線構図」がよく使われます。

C構図

撮影 小野友暉

C字型の曲線構図」とは、その名の通り、料理ののった丸皿の曲線をアルファベットのCのように切り取った構図になります。

C構図

ど真ん中に写す「日の丸構図」よりも、料理をより美味しくオシャレに見せることができます。

シンメトリー構図

シンメトリー構図

撮影 小野友暉

「シンメトリー構図」は上下対称または左右対称で撮影した構図です。おもに人工的に作られた建築物や、水面に反射した街並みなどを撮るときによく使われる構図テクニックです。

シンメトリー構図

 

上下対称、左右対称のものを意識して見つけなけばならないため、難易度はやや高めです。「シンメトリー構図」で撮影された写真はバランスが非常に良く、見ている人に美しさを感じさせやすい写真となります。

フレーム構図

フレーム構図

撮影 小野友暉

「フレーム構図」とは、あたかも風景を額縁(フレーム)のなかに入れたかのような構図です。フレーム部分の情報とフレーム内の情報を完全に分離し、フレーム内をより引き立たせることで、面白みのある味わい深い写真になりやすくなります。

フレーム構図

なかなか自然に撮ることは難しく、意識しないと撮れない構図だと思います。また、「フレーム構図」で撮られたメリハリのあるコントラストの効いた写真は、白黒(モノクロ)での表現にもよく合います。

フレーム構図モノクロ

点構図

点構図

撮影 小野友暉

「点構図」は写真用語で「点景」とも呼ばれるテクニックで、風景写真の中に人などを点のように配置することで、よりドラマチックにアクセントの効いた写真にすることができます。

点構図

こちらの写真で説明すると、ただ空を写しただけではありきたりなパッとしない表現になってしまいますが、そこに人を点のように配置することで、空をより引き立たせることができます。

点となる人はあくまで小さく配置することがポイントです。

(応用編) 構図を組み合わせて撮ってみよう!

構図テクニックを一通り覚えたら、応用編として構図を組み合わせるとさらにワンランク上の写真を撮ることができます。

例えばこちらの写真。

応用テクニック

撮影 小野友暉

この写真はどの構図テクニックが組み合わさっているかわかるでしょうか?

応用テクニック

こちらの写真は「三角構図」と左右対称の「シンメトリー構図」を組み合わせた写真になります。三角形の安定感と、シンメトリーならではの美しさのある写真に仕上がっています。

このように、複数の構図テクニックを組み合わせることで、もうワンランク上の写真を撮ることができます!ぜひ挑戦してみてください。

最後に

以上、写真の構図テクニックについてまとめました。

これまで、写真の構図をあまり意識していなかったという方はぜひこの機会に構図にこだわって写真を撮ってみてください。普段何気なく撮っていたいつもの写真が生まれ変わること間違いなしです。写真で伝えたいことを「どうしたらより伝わるのか」試行錯誤しながら様々な構図で撮影していくことで、写真の上達スピードもきっと早くなります。

ぜひ構図をテクニックを覚えて、楽しいカメラライフをお楽しみください!

当記事は「関西写真部SHARE」からの寄稿記事です

【関西写真部SHARE】
「楽しいことを生み出しみんなと分かち合う」をコンセプトに自由なアイディアと行動で、様々な企画を実行する団体。写真展や撮影会の開催、写真専門メディアの運営などを行っている。

【カメラマン】
小野友暉 プロフィールページ
鹿児島県出身。大阪在住の写真家。1992年11月20日生まれ。現在26歳。主に関西で活動する。女性のポートレートを中心に料理写真、スナップ写真、アート写真等様々な写真を撮る。関西写真部SHARE代表。カメラ以外にもWebを使ってマイクロビジネスを展開中。

【ライター】
かんばらふうこ プロフィールページ
兵庫県出身。1999年5月20日(19歳)。 高校三年生の秋にライターを始め、2018年1月に関西写真部SHAREの専属ライターになる。フォトグラファー・モデルに向けた記事の執筆から、企業のプロモーション記事の制作も行なっている。