インターネット広告

Instagram広告で利用できる4つの課金体系を徹底解説

Instagramは日本だけでなく世界中で多くのユーザーに利用されているソーシャルメディアの一つです。ビジュアルでのコミュニケーションを好む若者の間で利用者が増加しており、ビジネスにおいても活用の場面が増えてきました。

今回はInstagram広告の中でも、課金体系について詳しく紹介していきます。
Instagram広告は少額からも配信が可能という特長があります。テレビ広告や雑誌広告などある程度のリーチ規模を担保しているマス媒体と比較すると、リーチ数やインプレッション数は限られます。
その一方で細かい設定を行うことで、絞ったターゲットに対して目的ごとに広告を配信することが可能です。また、ビジュアルメインの広告になるため、マス媒体に期待するようなブランディング効果も少ない広告費で期待できる手法です。

金額的な観点では、マス媒体に投資する場合、小規模の雑誌でも数十万円、テレビCMなどを行う場合は数千万円単位の出稿になることがほとんどでしょう。マス媒体に出稿できるほどの広告費を確保できない場合、また実験的に広告の効果を試したい場合などにInstagram広告は適しています。
今回はInstagram広告の4つの課金体系とともに、向いているシーンや目的についても解説していきます。

Instagram広告とは

Instagram広告とは名前の通りフィード上やストーリーズ上に表示される企業の商品・サービス・ブランドの広告のことを指します。
2012年にFacebookに買収されたことをきっかけに、FacebookとInstagramが持つ顧客情報を相互に利用することによって、ターゲットの精度が高いことで知られています。ここではInstagramの基本的な情報についてコンパクトにお伝えします。

Instagram広告の特長

Instagram広告の表示イメージ-Instagramは写真や動画が中心のSNSです。そのため、広告も写真や動画によるクリエイティブな訴求が求められます。ユーザーが普段目にするニュースフィードや、全画面動画で圧倒的な訴求力を持つ「ストーリーズ」に表示されます。

Instagram広告の表示イメージ-Instagramは写真や動画が中心のSNSです。そのため、広告も写真や動画によるクリエイティブな訴求が求められます。ユーザーが普段目にするニュースフィードや、全画面動画で圧倒的な訴求力を持つ「ストーリーズ」に表示されます。

現在Instagramは世界中で10億人の月間アクティブユーザー、5億人のデイリーアクティブユーザーを有しています。
毎日5億人の人がInstagramを開いて色々な情報に接触しています。その中で約80%のユーザーが「ビジネスアカウント」をフォローしているというデータも公開されています。

画像や動画のビジュアルを中心としたコミュニケーション方法は現代の若者の行動に合致しており、Instagramで新商品や新サービスを初めて知るということも少なくありません。
公式サイトによると60%のユーザーがInstagram上で新しい商品やサービスに出会ったというデータもあります。顧客情報の強みを活かした「ターゲティング精度の高さ」、認知拡大・アプリインストール・ウェブサイト訪問など「豊富なCTA(Call to Action)」、興味関心で繋げる「ハッシュタグ活用」がInstagram広告の魅力と言えます。

Instagram広告で利用できるフォーマット

Instagramには4つの広告フォーマットが存在します。フィード上に1枚の画像で表示される「画像広告」、動画として表示される「動画広告」、複数の写真や動画をスライド形式で表示できる「カルーセル広告」に加え、ストーリーズ枠に動画や画像を配信できる「ストーリーズ広告」があります。
認知の拡大なのか、ブランドメッセージの伝達なのか、また商品購入の促進なのかそれぞれの目的に合わせて広告フォーマットを選択することが可能です。
Instagram広告のフォーマットについては、こちらの記事をご覧ください。

Instagram広告のターゲティング

Instagram広告には複数のターゲティング設定方法が存在します。

  • 属性ターゲティング:プロフィールで登録された「年齢、性別、使用言語」などの基本データをもとに行う方法です。Facebookで登録された「学歴」「民族」「交際ステータス」「職業」「子供の有無」なども含まれます。
  • エリアターゲティング:国や地域、州、都道府県などを設定して配信できるターゲティングです。限られたエリアでのリアル店舗への誘導や、地域限定で発売している商品などの広告配信に使うことができます。
  • 趣味関心ターゲティング:過去のアクティビティから興味関心のあるターゲットを狙って配信する方法です。「いいね」やフォローしているアカウントなどの情報をベースにターゲティングが可能です。
  • カスタムオーディエンスターゲティング:自社が既に持っている顧客データにリーチする方法です。メールアドレスや電話番号などを照らし合わせて選定します。リピート獲得や休眠ユーザーの復活などに有効です。
  • 類似オーディエンスターゲティング:自社で保有している顧客情報と照らし合わせ、似ているユーザーをピックアップするターゲティング方法です。

Instagram広告のターゲティングについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

Instagram広告の4つの課金体系

Instagram広告には4つの課金体系が存在します。Instagram広告の料金体系は「セルフサーブ型」となっており、自分で細かく課金体系を設定することができます。まとまった金額がなくても出稿できる点も魅力の一つと言えるでしょう。
自由度が高い反面、広告に対する知識量が効果に直結するとも言えます。上記で紹介したInstagram広告フォーマットやターゲティング方法に加え、課金体系について詳しく知っておく事で効率的な広告配信につながるでしょう。
ここでは「CPM」「CPC」「CPI」「CPV」4つの課金体系と、それぞれの体系がどのような目的に適しているのかを紹介します。

CPM(Cost Per Mille)

CPMはオンライン広告ではよく使われる指標です。インプレッション(表示)1,000件ごとの平均コストを指し、1,000回表示された時点で課金される仕組みになっています。
インプレッションにフォーカスした課金体系になっているため、広く多くのユーザーに届ける手段として活用できます。この後紹介するCPC(Cost Per Click)とは異なり、クリックされてもされなくても料金は変わりません。画面上に何回表示されたかということが基準になります。
他の課金体系と比べると、ゴール(表示のみ)のハードルが低いので、単価は低くなる傾向があります。「ブランドや商品の認知獲得」「リーチ(接触するユーザー数)の拡大」に向いている課金方法と言えるでしょう。
Milleはラテン語で「1,000」を意味する言葉で、英語のMillion(100万)と混同しないようにしましょう。

CPC(Cost Per Click)

CPCもオンライン広告ではよく目にする言葉で、「クリック単価」と言い換えるができます。クリックことに課金される方法です。
上記のCPMと比較した場合、表示されたとしてもクリックされなければ課金されない仕組みです。
あらかじめ設定した特定のウェブサイトやアプリダウンロードのためのリンクがクリックされたタイミングで課金されます。「ウェブサイトへの訪問」や「商品購入」「アプリインストール」などが目的の場合に合致した課金体系と言えます。CPMと比較すると単価は高くなる傾向があります。

CPI(Cost Per Install)

CPIはアプリのインストールにフォーカスした広告課金体系です。枠組み自体は上記のCPCと同じで、特定のアプリがインストールされたタイミングで課金される仕組みです。
「アプリのインストール数を増やしたい」場合に効率的に使える課金体系です。InstagramやFacebookはモバイルからのアクセスが大半なので、モバイルアプリのインストール誘導には向いている広告媒体と言えます。CPM、CPCと比較すると、インストールがゴールなので、単価は比較的高くなる傾向です。

CPV(Cost Per View)

CPVは動画の再生に応じて課金される仕組みです。動画が10秒以上再生されたタイミングで課金されます。動画広告のみに選択できる課金システムです。
CPMと同様に広くリーチできる広告課金方法なので、目的は「ブランドや商品の認知拡大」に加え、動画広告の特長を活用した「商品特長理解の促進」「ブランドイメージの伝達」などが適しています。

Instagram広告で高い費用対効果を狙うコツ

Instagram広告では、目的に合わせた「広告フォーマット」「課金体系」「ターゲッティング」を組み合わせることで、効率的に広告配信することが可能です。
広告配信を効率的に行うコツとしては「クリエイティブのクオリティを上げる事」「ハッシュタグの活用」を心掛ける事も重要でしょう。ビジュアルでのコミュニケーションがメインとされるInstagramではクリエイティブの完成度が広告の成果に直結します。

自社名やブランド名の認知を拡大するには、「ハッシュタグ」も積極的に活用していきましょう。ハッシュタグを通じて検索するユーザーは多く、ユーザーに特定のハッシュタグを使ってほしい場合などは、広告に含めると効果的です。ただし、ハッシュタグの検索画面に広告は表示されません。広告から特定のハッシュタグを認知させたい場合に効果があるので、できるだけユニークなハッシュタグを選択したほうがいいでしょう。

まとめ

今回はInstagramの基本的な情報と課金体系について紹介しました。Instagram広告は公式アカウントを持っていなくても広告出稿することが可能です。
オンライン広告では、実装と改善を同時に行なっていき精度を高めていくことが重要です。今回紹介した「広告フォーマット」「課金体系」「ターゲティング」を目的に合わせて組み合わせ、効率的な広告配信にチャレンジしてみてください。